惜しかった!東農大オホーツク!
神宮大会・準決勝ウォッチ!
北海道勢初の決勝進出を狙い死力を尽くし闘った、第45回明治神宮野球大会大学の部・準決勝での東京農大北海道オホーツク。
ベスト4の布陣は駒澤、明治、創価と、全て優勝経験があり全国区のチームばかり。北海道勢初の決勝進出はもとより、準決勝で東都、決勝で東京六大学の代表を倒してくれれば、これ以上ないドラマが見られるのだが・・・
準決勝第二試合となった駒澤大vs東農大は、8回2死満塁から0-0の均衡を破られ、終わってみれば0-3の完封負け。しかし、序盤から中盤にかけては明らかに東農大の試合だった。今秋ドラフトでヤクルト2位指名の風張蓮投手が欠場の中、この日の井口、福島、玉井投手ともよく頑張り、北海道の強豪としての名を全国に見せつけてくれた。
結局、決勝で明治を破り優勝した駒澤大学に敗れたわけだが、京都産業大、上武大と全国の強豪を倒してのベスト4は価値があり、主将のコメントにもあったが「歴史は作られた」のではないかと思う。
しかし、準決勝一試合目の明治大vs創価大と違い、ホームチーム有利の「判定」が無かっただけに、本当に悔やまれる一戦だった。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表