新川ボーイズ訪問
8日、石狩市生振(おやふる)にある今秋20年目を迎える新川ボーイズの室内練習場に訪れた。この地は雪も多いが風も強く年に何度かホワイトアウトを経験する。こうした厳しい環境の中、逞しく野球に打ち込む中学生がいると聞きつけ取材した。
少子化の影響もあり、人数不足で大会に出場できないということをよく耳にする。それは野球が9人以上いないと成り立たないスポーツであることに他ならない。強豪チームでは1学年部員が20~30人を超えることもあるが、その逆で部員が足りない中学硬式クラブチームというのも多く存在する。
今回紹介する新川ボーイズも例外ではなく、部員不足に悩まされていた。二年ほど前から単独チームでの出場が難しく、昨秋も1、2年生3人の野球部員は江別ボーイズと合同でなんとか大会に参加した。今春も合同チームで出場する予定だが、新人戦からは単独チームでの出場を目指し現在も新入部員を募集している。こうした頑張りからか理解者も増え、全長70m、幅12mのビニールハウスの縦半分を、チーム専用室内練習場にと提供を受けている。
同球団・阿部裕治監督(53)は「人数が少ない分、じっくり育てます。秋から単独チームを目指します」とチームにそして選手に期待を込めた。
現在、部員は2年1人、1年2人、新入団員の6年生4人を加えて7人と厳しいが、人数が少ない分指導者の目が行き届き細かな指導が選手に注がれる。中谷文哉君(中1・稲穂タイフーン出身)は、「細かく指導してもらっている。昨年、合同チームではあまり勝てなかったが、今年はしっかり鍛えて勝ち星を増やしたい」と意気込んだ。今年に入ってから6年生の体験者も増えてきたと言う。
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我が札幌新川ボーイズは、平成5年の秋からミドルリーグ(東日本少年硬式野球協会)に所属し、 その後サンリーグ(全国少年硬式野球)を経て、平成25年1月1日、 公益財団法人日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)と統合、 同連盟東日本ブロック北海道支部に所属し現在は活動をしています。 今年度は、選手不足で春からの大会には参加出来ませんでしたが、現在、2年生2名・1年生2名の計4名でチーム 再建をを目指して、指導者と共に練習、同連盟所属チームに入ってのオープン戦に励んでいます。 秋からの大会には、北海道地区連盟の配慮により、他のチームと合同で大会に参加し、 選手達の日頃の練習の成果を見て、今後の練習に取組み来年度を迎える準備をして行きたいと考えています。 現在、中学2年生・1年生・小学6年生の選手を募集しております。硬式野球に興味が有り、練習等に 参加してみたいと考えている方は、是非、ご連絡の上参加してみて下さい。
連絡先 代 表:五十嵐 携帯 090-4823-8973 spzy6c39@pure.ocn.ne.jp
監 督:阿 部 090-8374-2148 y_abe@e-maruwa.comakwak.com
ヘッドコーチ:玉 田 090-2051-7700
マネージャー:草 薙 090-2693-6087
協力:札幌新川ボーイズ