おめでとう!白樺!北海!
一足先に甲子園出場を決めた北・大会優勝の白樺学園。
白樺学園の戸出監督は自分の大学の後輩にあたり、前回の初甲子園時には30歳という若さだった。
十勝の野球を変えたとも言われたそのバッティングで、黄金期になりそうなほど勢いのあった白樺学園だったが、甲子園出場からの4年間は北・北海道大会にも出場できない時期もあり、苦労を積み重ねて掴んだ優勝。
まずは、甲子園一勝に向けて頑張ってほしい。
一方の南・大会を制した北海も、延長戦を接戦で取り見事な春夏連続出場となった。
特に夏は、好投手の鍵谷を擁して以来3年振りの出場となる。
甲子園では春のベスト8以上を目指し乗り込んでもらいたい。
その決勝戦。
テレビ中継もあり、たくさんの方がご覧になったと思いますが、スリリングな展開、高校生らしい全力プレー、要所でのファインプレーなど、見所が満載な試合。
これを見た中学三年生が、一人でも多く高校野球の世界に飛び込んでほしいと願う。
しかし、やっぱり高校野球。
戦前の予想通りにはいかなかった。
北海に予想外の大敗を喫した函大有斗・・・
ミラクル札南、ともいえる札幌南の戦いに翻弄された北海道栄と札幌第一・・・
スポーツ紙に、駒苫が天敵とまで書かれた北照・・・
円山での戦いは、全ての試合にドラマがあった。
今年もまた、敗れた全てのチームを称えたいと思う。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表