エース復活、けがも完治した滝川西の高桑君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は滝川西高の高桑涼君(3年)を紹介。昨秋の新人戦でエースで全道大会に出場(2回戦敗退)したが、その後肩を傷めて11月に同クリニックで手術した。術後の経過、リハビリも順調に進んで完全復活、春季大会に向けて「エースの座は譲らん!」と気合十分だ。
▽高桑 涼(滝川西高3年=投手、178センチ、70キロ)滝川ちびっ子少年野球クラブ-滝川ジュニアドラゴンズ-滝川江陵中軟式野球部-滝川西高硬式野球部
昨秋の新人戦は空知地区で優勝し全道大会に出場した滝川西。その強豪校のエースで初戦突破した高桑君は、その時から利き腕の右肩に痛みを感じたが、大黒柱の責任を背負って投げ抜き旭龍谷を8-1で下した。2回戦も痛みをこらえて投げたが駒大苫小牧に1-7で完敗、センバツの夢取りは夏までお預けとなった。初めての手術にショックは大きかったが、心を切り替えて4カ月余の治療・リハビリを乗り越えて完全復活した。リハビリ中にフォームの矯正にアドバイスを受け「前より全然いい感じで投げられるようになった」と笑顔を見せた。けがの期間も走り込みをしっかりやって下半身を鍛えるなどシーズン開幕に備えてきた。
野球は小学2年から始めた。滝川江陵中2年時に中体連で優勝し、軟式全国大会に出場した経験を持ち、その後の野球に大きな自信になった。将来は「野球に関わっていける仕事をしたい」と、目標もしっかり。ひと回り大きくなったエースに期待がかかる。
(記者の目・中山武雄) インタビューも明るく応じてくれた高桑君。けが→手術の暗さは全くなく、逆にけがの辛さを乗り越えた自信がみなぎっていた。「夏の目標は優勝」、頼もしい言葉も飛び出した。まじめに、積極的に野球に取り組む姿勢がいい。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
札幌都心部(中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして患者らから厚い信頼が寄せられている「たきうち整形外科スポーツクリニック」。
瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者として活躍している。リハビリ担当の理学療法士も豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト、「ストライク」で連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年や監督ら指導者の人気コーナーになった。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時(現在北照高校)
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時(現在札幌新琴似シニア)
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時(現在札幌ブレイク)
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時(現在札幌円山シニア)
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時(現在東海大四高校)
第8回「渡辺佑汰」現在札幌北シニア所属)
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
☆診療時間(受付)☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック