小樽、春4年ぶり決勝進出へ
◆春季全道大会 決勝トーナメント
▽準決勝 小樽3‐1恵庭(31日・野幌運動公園球場)
決勝トーナメント準決勝2試合が行われ、小樽が恵庭に3-1と快勝し4年ぶりに決勝へ駒を進めた。第一試合では札幌新琴似が粘る北見を6‐5と下し、こちらも決勝進出。決勝は4年前と同じカード。当時は7-4で札幌新琴似が勝利し優勝を飾った。決勝と3位決定戦は6日(土)、麻生球場で行う。今大会の優勝チームは林和男杯出場権利が与えられる。2~3位は東日本大会出場権利が与えられ、4位は東アジア大会出場権利が与えられる。
小樽、4年ぶり決勝進出
小樽が快勝した。エース福原涼太(3年)が、完封こそ逃したものの、強打恵庭を7安打7奪三振1失点に抑え完投した。直球と変化球で恵庭打線を翻弄。1死から2、4、5、6回と安打を許すも後続を抑え無失点で切り抜ける。打線は1回に、3番・佐々木駿(2年)の適時二塁打で先制。6回には2死二塁から柴田 颯(3年)の右中間を破る適時二塁打で貴重な2点目をたたき出した。続く7回にも1点加えた。村上武洋監督(49)は「春はベスト4が目標だったので、決勝は楽しんで次週から始まる日本選手権道予選につなげたい」と気を引き締めた。
恵庭、最終回意地見せる!
7回、二死から8番・福田卓真(3年)、9番・金子颯汰(3年)が、連続安打で出塁すると1番・林 佑樹(3年)が、中前適時打で1点返すも追い上げも及ばず1-3で敗退した。堅い守備力は健在だが、好機であと一本が悔やまれる。しっかりと調整して、6月13日(土)から始まる日本選手権道予選に挑む。いよいよ6日(土)、日本選手権道予選、ゼット旗、理事長杯とそれぞれの組み合わせ抽選が麻生球場で決まる。
(31日・野幌運動公園)
◆準決勝
北見
3000200=5
000330×=6
札幌新琴似
(北)石井-四栗
(札)鈴木、斉藤、奥田-中屋
▽本塁打:奥田、中屋(札)
▽三塁打:中屋(札)
▽二塁打:斉藤(札)
小樽
1000011=3
0000001=1
恵庭
(小)福原-今野
(恵)佐野-村田
▽三塁打:原田(小)
▽二塁打:佐々木駿、和賀、柴田(小)
協力:一般財団法人日本リトルシニア中学野球協会北海道連盟