負けなし東16丁目、50連勝達成!全国へ弾みつける
◆第8回小峰旗争奪少年野球大会
▽Cブロック準決勝 東16丁目フリッパーズ1-0伏古わんぱくボーイズ=(4日・北園公園球場)
東16丁目フリッパーズ(札幌)は4日、伏古わんぱくボーイズと小峰旗Cブロック準決勝を戦い、1-0で勝利。この勝利で、新チーム結成以来負けなしの50連勝と偉業を達成した。笹谷武志監督(36)は「わんぱくさんは、強かった!南北海道大会に向けて、良いバッテリーと対戦できた」と勢いそのままで、全日本学童6年ぶりの代表の座へ突っ走る。同チームは去る6月21日、全日本学童札幌支部・決勝で、里塚イーグルスを8-2で下し、南北海道大会出場を決めている。明日、同会場で15:00~札苗スターズとブロック代表を懸け戦う。
◆Cブロック準決勝
東16丁目フリッパーズ
00100=1
00000=0
伏古わんぱくボーイズ
(五回時間切れ)
(東)佐藤-古舘
(伏)佐藤-小林
粘投佐藤寛0封勝ち
好投手同士の息詰まる投手戦は、東16丁目先発・佐藤寛太(6年)が、1点を守り抜き、1-0で勝利した。3回、7番・玉田大貴(6年)が、中前で好機。1死三塁とし、9番・古舘大空(6年)の二ゴロの間、三走・玉田が生還し1点をもぎ取った。投げては佐藤寛が、強打伏古打線を相手に5回5安打0封。与四球2、2奪三振と粘りのピッチングで同チームを負けなしの50戦50勝に大きく貢献した。
また外野守備の守備範囲の広さにも驚かされた。予め深めに守っていたこともあったが、伏古打撃陣1番・相澤、4番小林の強烈な左中間、右中間をあわや抜けるあたりをことごとくシングルヒットで抑えていた。この辺も「負けない」東16丁目の真骨頂と言える。
高野山旗にも挑戦!
また昨秋、高野山旗北海道予選を勝ち上がった同チームと岩見沢南ビクトリー(岩見沢市)は、7月24日(金)から和歌山県高野町で行われる「高野山旗全国学童軟式野球大会」にも出場。今年も高野山旗全国大会には、全国で名だたる強豪チームが出場を決めていて「長曽根ストロングス」「河南」「JBC玉城」「西陶器」「不動パイレーツ」など層々たるチームが出場。北海道代表の活躍に期待したい。
強打わんぱく、あと一歩東16丁目に敗れる
3回、クロスプレーがあった。0-1と1点を追う伏古、1死満塁と好機から5番・徳田大翔(6年)の打球は、捕手前ゴロ。敵捕手古舘が捕球後、三走・相澤と本塁でクロスプレー。しかし間一髪アウト!と玉木球審。後続も倒れ無得点。
他にも1回、2死満塁。5回、2死二塁と好機を掴んだが、あと一本に涙した。佐藤寛投手に対して5回で、安打5本と終始揺さぶりをかけて苦しめるもあと一歩及ばなかった。この悔しさを全道少年で晴らして欲しい。工藤彰監督代行(55)は「久し振りの16丁目さんとのガチ試合ができた。好機で、あと一本出ないのが今の課題。しかしここ1~2週間の子供たちの成長は大きい」と選手たちの成長を実感した。また2、5回と二走を狙う東16丁目の盗塁を、強肩小林捕手が見事な制球力で二塁手前で刺した。「この小林の成長は大きい」と同コーチ。同チームは全道少年軟式野球大会(7/31~札幌市)に札幌支部代表として出場する。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:北光ジュニアファイターズ