石山アトムズが札苗スターズとの接戦制し初優勝!
◆第10回記念太陽グループ旗争奪少年軟式野球大会
▽決勝 石山アトムズ4-3札苗スターズ=(12日・太陽グループ少年野球場)
準決勝2試合と決勝が行われ、初の決勝進出を決めた石山アトムズ(南区代表)が、粘る札苗スターズ(東区代表)を、4-3の接戦で下し、初優勝を果たした。表彰選手には、最優秀選手賞に三津谷瑠太(6年・石山アトムズ)、優秀選手賞に後藤貫太(6年・札苗スターズ)、敢闘賞に臼田奏太(6年・月寒スターズ)、山田 巧(6年・栄北ナインスターズ)らが選ばれた。
◆決勝(12日・太陽A球場)
石山アトムズ
1010020=4
0002001=3
札苗スターズ
(石)鳴海-森谷
(札)鈴木悠、荒木-後藤
▽三塁打:木村、後藤(札)
▽二塁打:工藤、後藤(札)
◆準決勝(12日・太陽A・B球場)
札苗スターズ
1052=8
0000=0
栄北ナインスターズ
(四回コールドゲーム)
(札)田中佑-後藤
(栄)一谷、佐々木-山田
▽二塁打:荒木、後藤(札)
月寒スターズ
00010=1
2210×=5
石山アトムズ
(月)臼田、宮村、髙橋-小岩
(石)三津谷、鳴海-森谷
▽三塁打:小岩(月)
▽二塁打:三津谷(石)
石山、1点差振り切り!接戦掴む
決勝は、1回、3番・山内真奈香(5年)のスクイズで三走1番・三津谷瑠太(6年)が、生還し先制。3回には押出し四球などで加点し2点リードと石山ペース。4回に相手の連打などで一時同点を許したが、6回には、敵投手ボークや山内の左前適時打で2点勝ち越し突き放した。結果山内の一打が、決勝点となった。7裏最終回、無死一、三塁のピンチに投手ボークで1点献上。しかし後続を抑え粘る札苗を、1点差で振り切り初優勝を飾った。
石山の主戦・鳴海健臣(4年)は、走者を背負いながらもバックに支えられながら粘り強いピッチングで逆転を許さなかった。7回、自らのボークで1点失うも一死三塁とピンチを、気迫のピッチングで乗り切り7番、8番打者をスイングアウトの連続三振に仕留め初優勝に導いた。
また守備では2回、一死三塁から三ゴロを本塁タグアウトし一塁送球で打者走者もアウトとし、ダブルプレー。6回、無死二、三塁から敵3番・田中佑弥(5年)の遊ゴロを本塁封殺するなど鉄壁のデフェンスも光った。成田耕一監督(44)は「確実に向こうの方が実力は上。特に6年生二人が頑張った。最後は祈るしかなかった」と優勝監督の目には光るものがあった。石山は6年生が二人しかいなく、5年生、4年生の力を借りて、まさに総力戦で挑み、1回戦から堅い守備力と機動力を武器に決勝でも持ち味を遺憾なく発揮した。素晴らしい戦いぶりに拍手を送りたい。
札苗、互角以上の力発揮!
4回、1死二、三塁と好機から4番・後藤貫太(6年)が、右越2点適時三塁打で同点とした。7回にも先頭の後藤が、意地の左越二塁打で好機。続く5番・木村紘知郎(5年)が、内安で無死一、三塁とチャンスを広げ敵鳴海投手からボークを誘い1点返す意地を見せた。珍田 享監督(61)は「ゲーム前、自分たちがやってきたことだけやろう!勝敗は考えるな!と伝え、選手たちはそれをやってくれた」と敗れはしたが選手たちの頑張りを称えた。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!