中体連・無念のリタイア、札幌中央中の丸川君
たきうち整形外科スポーツクリニック(札幌市中央区南1西6)に通院する今月の「院内で見つけたアスリート」は、札幌中央中野球部(軟式)の丸川祐生君(3年)を紹介する。野球シーズンを迎え、さあ本番という5月中旬に腰を痛めて、待ち望んでいた中体連大会を棒に振る悔しい結果となった丸川君。折れる気持ちを奮い立たせ同病院に週2回から3回通院し、ほぼ完治するまで回復した。チームで1、2番の俊足の持ち主、けがの悔しさをバネに次の目標・高校野球での活躍へ気持ちを切り替えた。
▽丸川 祐生(札幌中央中3年=内野手、162センチ、48キロ)札幌・山鼻アカシアーズ-札幌中央中野球部
5月中旬、中体連が始まる直前の中央区大会で腰の痛みが発症した。最後の大会となる中体連を前にしてのけがだったためショックも大きかった。それまで、1番バッターとして4割の打率を残し活躍が見えていただけに悔しい思いは倍増した。けがの原因は体の固さにあった。「ストレッチをあまりやっていなかったので、腰に無理がかかったと思う」と、治療を受けてその大切さを知ったようだ。
野球を始めたのは小学校4年から。今季は副キャプテンも務め、チームを引っ張ってきた。責任感からチームの仲間には「間違っていることははっきりと言ってきた」とリーダーの役目を果たし、チームワークを心がけた。夢も大きく「プロ野球選手」ときっぱり宣言する、シンの強さは頼もしい。中学最後の中体連は出場できなかったが、けがで得た教訓は大きかった。次の目標は甲子園。高校野球へ心を切り替えて新たな出発を目指している。
(記者の目・中山武雄)今季、打率4割を誇り最後の中体連に臨もうとしていた矢先のけがだっただけに悔しさも大きかったはず。そのアクシデントにも負けず、集中して次の目標に向かってリハビリに励んだことは丸川君にとって大きな財産になったと思う。夢は大きければ大きいほどいい。持たなければ、何も実現しない。ぜひ成就してほしい。
「たきうち整形外科スポーツクリニック」
札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして患者らから厚い信頼が寄せられている。 瀧内敏朗院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師を務めるなど、スポーツ障害治療の第一人者として活躍している。リハビリ担当の理学療法士も豊富な経験と知識を持ち、迅速かつ確実な治療で早期復帰をサポートしている。当サイト、「ストライク」で連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年たちや監督ら指導者の人気コーナーになった。
【ドクターのフォームチェック】
第1回「金子投手&高田投手」小樽シニア・岩見沢シニア所属当時(現在北照高校)
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時(現在札幌新琴似シニア)
第3回「立野投手」真栄ビクトリー所属当時(現在札幌ブレイク)
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匤希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時(現在札幌円山シニア)
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時(現在東海大四高校)
第8回「渡辺佑汰」現在札幌北シニア所属)
▽ 問い合わせ▽
たきうち整形外科スポーツクリニック
札幌市中央区南1条西6丁目11番地北辰ビル2階(東急ハンズの向いのビル)
問い合わせはメールmail:info@takispo.jp、tel 011-241-8405へ。携帯電話から受付可能な「シマフクロウ・コール」も導入。
☆診療時間(受付)☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~同8時(水曜日は夜の部のみ診療)
休診日=日・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック