ドリスポカップ 決勝は旭川大雪VS北広島A
◆ボーイズリーグ北海道・ドリスポカップ争奪秋季大会
(8月29日~9月5日、江別・野幌第1球場ほか)
30日、準決勝2試合と順位決定戦3試合が行われた。準決勝第1試合は旭川大雪が石狩を3-0で下し決勝進出、第2試合は札幌北広島Aが札幌新川に8-1で快勝した。2年生以下の新人戦第1幕は旭川大雪と札幌北広島の頂上決戦となり、3位決定戦とともに9月5日に札幌・麻生球場で行われる。順位決定戦は札幌北広島Bが札幌豊平を10-6で破り5位となった。
▽準決勝
石狩ボーイズ
0000000=0
300000x=3
旭川大雪ボーイズ
(石)越智-中塚
(旭)加藤建、畠山-吉原
札幌新川ボーイズ
00100=1
10322x=8
札幌北広島A
(五回コールドゲーム)
(新)木戸、竹ケ原-大屋
(北)武田-今井
▽三塁打 伊藤優②(北)
▽二塁打 今井(北)
旭川大雪が佐藤建、畠山で完封リレー
準決勝第1試合、旭川大雪が一回裏の3得点で決勝切符を勝ち取った。先頭打者の安孫子楓汰(名寄東中2年)が中前打、続く木田祥太(北門中2年)が内野安打、3番・佐藤一伎(北門中2年)がエラー出塁し無死満塁。一死後5番・濱西真裕(北門中2年)のときスクイズを決めて先制点、6番・脇田悠牙(広陵中2年)のサードゴロが一塁送球エラーとなり、一気に2走者が還った。
旭川大雪はこの回の3点のみだったが、前日のサヨナラ勝ち(2回戦・北広島B)でチームに勢いがつき、石狩を押し切った。1番・安孫子は3打数3安打と火を噴き、チームを引っ張った。守っては先発加藤建(六合中)が六回まで奮闘、七回から畠山和明(永山南中2年)とつなぎ零封した。
▽吉原 大稀主将(明星中2年・捕手、4番)
投手が踏ん張っていたので、もっと点を取って楽をさせたかった。決勝戦もみんなで頑張ります。
▽前日サヨナラ打を放った佐藤 一伎・三塁手
チームの雰囲気はいい。この勢いで優勝を目指します。
奮闘した石狩の左腕エース越智
石狩の左腕エース、越智健斗(花川中2年)が頑張った。一回裏にヒット、エラーがらみで3点を失ったものの、その後立ち直って二回以降を無失点で六回を投げ切った。変化球と直球のコンビネーションで要所を締めて旭川大雪打線をぴしゃりと抑える見事なピッチング。守備では右翼・桜木国光(新川西中2年)が右中間飛球をダイビングキャッチするなど、悔しい敗戦の中にあって次の大会へ明るい材料を提供した。
▽石狩ボーイズ:大滝 奏斗主将(新川西中2年・遊撃手、4番)
つなぐ意識でやってきたが、あと一本が出なかった。昨年より手ごたえがあるので次の大会で頑張ります。
▽順位決定戦
札幌北広島ボーイズB
1000010=2
0000100=1
札幌手稲ボーイズ
(北)稲田-西島
(手)高橋、武田-武田、森
▽三塁打 木下(手)
▽二塁打 西島(北)
札幌豊平ボーイズ
2443=13
0000=0
十勝・札幌北連合
(四回コールドゲーム)
(札)野口、増田-信岡
(十)細部、片岡-片岡、坂本
▽三塁打 佐々木(札)
▽二塁打 寺岡(札)
札幌豊平ボーイズ
1500000=6
021034x=10
札幌北広島ボーイズB
(豊)西正、増田、佐々木生-信岡
(北)西島、宮本、伊藤-稲田
▽三塁打 寺岡(豊)、西島(北)
▽二塁打 腰山(豊)
協力:公益財団法人日本少年野球連盟 北海道支部