新人戦・開幕試合、白菊が咲いた
◆第38回少年軟式野球札幌選抜大会白石区予選
▽2回戦 白菊ファイターズ8-1北郷サラブレッツ=(12日・米こめ広場少年野球場)
12日、米こめ広場少年野球場、白生公園球場などで1、2回戦8試合を行った。開幕試合となった白菊ファイターズは北郷サラブレッツを8-1のコールドゲームで下し、8強入りを決めた。先発今野大世投手(5年)が、走者を置いてからの粘投で北郷サラブレッツの追撃を封じ勝利に大きく貢献した。同チームは白石区代表を懸け13日、前年度優勝のエルムファイターズと対戦する。代表権を与えられた白石区代表4枠は、来春5月に行われる札幌選抜大会へ出場。
◆2回戦(12日・米こめ球場)
白菊ファイターズ
3113=8
0010=1
北郷サラブレッツ
(四回コールドゲーム)
(白)今野-長峯
(北)吉田-尾崎、山崎
白菊ファイターズが圧勝した。1回、先頭1番・長峯周汰(4年)が、敵失で出塁。さらに二盗を決めると2番・笹原翔太(4年)が、犠打で一死三塁の先制機。続く3番・三宅結斗(5年)が、四球と二盗を決め一死二、三塁から4番・今野が、左前適時打で三走・長峯が生還。さらに敵失もからみこの回一挙3点先制。2回以降も毎回得点で北郷を突き放した。投げては先発今野投手が、2、3回と一死満塁のピンチを粘り強いピッチングで1失点に留め、後続を断ち北郷の追撃を許さなかった。塚田敏也監督(41)は「投手の頑張りが大きい。2、3回とよく踏ん張ってくれた。明日は守り切って勝ちたい」と力を込めた。
北郷は敵今野投手のホームベースをかすめるインコースの真っ直ぐに打線が、振るわなかった。2、3回と一死満塁の好機を築くも3回の押出し四球の1点に留まり、あと一本に涙した。緊張からか守備も5失策と乱れてしまった。先発メンバーには5年生4人に対して4年生5人と若いチーム。まだまだ伸び白たっぷり!時間もたくさんある敗戦から学んだ課題克服でリベンジに期待したい。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:白石区少年野球連盟