【チーム訪問】札幌豊平ボーイズ
一雨ごとに寒くなる季節柄となった11月7日、札幌市南区中ノ沢にある札幌豊平ボーイズ球団のグラウンドに伺った。2年連続4度目のジャイアンツカップ出場チームは、今秋行われた春の全国予選に敗れ選手たちは悔しい思いを忘れず冬季練習に励んでいた。毎年恒例となっているチーム訪問は、今シーズンからチームを代表して2~3人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。
今回は、札幌豊平ボーイズの練習にお邪魔してきました。
専用グラウンドは、南区中ノ沢にあり、野球に集中できとてもいい環境。雨が降ればグラウンドに隣接された屋内練習場や屋内ブルペン施設があり、どんな天候でも練習ができます。今秋行われた全国予選で惜しくも苫小牧ボーイズに5-7と促進の末敗れたが、3年連続ジャイアンツカップ出場チームを目指し厳しい冬季練習に励んでいた。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中にいる自分は何をするべきかを問いた。
◆「試練」主将・我妻幹太(2年・羊ヶ丘ブルースターズ出身)
「必死に勝ちにこだわる気持ちが重要。冬季課題はチャンスでの決定打や強い打球を放つこと。そのためにはサーキットや走りこみなど辛い練習も楽しく盛り上げみんなで乗り越える」と力を込めた。今秋は2番・遊撃手で出場し、印象深い試合は秋のリーグ戦・苫小牧戦で2-2の同点に追いつくも逆転で敗れた試合を挙げていた。さらなる試練を乗り越え来シーズンに懸ける。
◆「大黒柱」佐々木 生(しょう)(2年・月寒アパッチャーズ出身)
「一つのアウトにこだわり自分のペースで投げ切る投手を目指す。ピッチャーと四番を任されチームの柱として自覚を持ってどんと構え力を発揮していきたい」と頼もしかった。今秋は4番・投、三塁手で出場し、印象深い試合は秋の全国予選での苫小牧戦。9回促進での投ゴロの処理で本塁送球を悪送球してしまったと話す。責任感が強く勝負どころで、送球の制度に課題を挙げた。さらなる試練を乗り越え来シーズンに懸ける。
◆「要」中里恒太(2年・北広島イーストグローリー出身)
「キャッチャーはチームの要。自分はまだチームの要になっていない。チームの要になりたい」と必死な思いで飛躍を誓った。今秋は1.2.3番で捕手として出場し、印象深い試合は上記の佐々木投手同様苫小牧戦の同じシーンを挙げた。「あの場面、僕がもっと早く指示を出していれば落ちついて投げることができたと思う」と佐々木をかばった。捕手としてチームの要を目指し、来シーズンは接戦でチャンスを生かしきれるチームを目指す。
◎選手
中学2年:8人 中学1年:23人
計:31人
◎練習日
火・木(夜間練習)・土・日・祝 ※基本的に学校が休みの日
◎練習時間
9時〜17時(季節により変動あり)
◎練習場所
中ノ沢グラウンド(専用グラウンド)
中ノ沢グラウンドでの取材時では、6年生の体験者が大勢参加していた。
◆◆◆連絡先
球団代表・柳町 090-9757-7838
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協力:札幌豊平ボーイズ