【チーム訪問】苫小牧西リトルシニア
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31日、白老町にある北海道栄高校室内練習場で、冬季練習に励む苫小牧西リトルシニアを訪問した。昨年の秋季新人戦では、4強進出と力を見せるも3位決定戦の相手札幌大谷シニアに敗れ全国にあと一歩及ばず涙した。仙田大介監督(42)は「エース・森下に次ぐ投手陣の成長に期待。苫小牧西の機動力を生かし、接戦を勝ち抜きたい」と開幕を待ちわびた。
チーム訪問は、今シーズンからチームを代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。
【選手】
2年:7人 1年:9人
2014年、苫小牧西は秋季新人戦・決勝で、札幌新琴似に敗れ準優勝。悲願であった春の全国選抜大会に初出場を決めた。1回戦で石巻中央シニアに2-4と敗れるも全国を経験したことは、選手たちにとって大きな財産となった。2年連続が懸った昨秋だったが、あと一歩及ばず夏に期待が懸る。
新チームとなった秋の新人戦の中で、仙田監督に一番印象深い試合を聞いたところ「秋季新人戦・決勝トーナメント2回戦の小樽戦。投手も良く投げ、バックも良く守り、攻撃では1チャンスを生かし勝ち抜いたゲームだった」と攻守に充実したゲームを指した。
新チームの投手陣はエース・森下 徳(あつし)(2年・明徳ペガサス出身)が、大黒柱となるが森下に次ぐのは、いずれも1年生となる。その3人のこれからの成長に期待したい。昨年の経験をさらに生かして欲しい小田島 司(1年・澄川ヤンキース出身)、春から力をつけてほしい印南伊吹(1年・沼ノ端スポーツ少年団出身)、どこまでゲームを作れるかが、カギとなる。佐々木 臣(1年・室蘭祝津少年野球部出身)らの成長が急がれる。投手陣の充実が、夏の日本選手権大会へ向けた一つの鍵となるだろう。攻撃では俊足の1番・岡村亮佑(2年・澄川ヤンキース出身)だけでなく、2番・吉田拓夢(2年・泉野イーグルス出身)、森下、小田島、印南と俊足揃い。どこからでもチャンスメークできるのが、今年の苫小牧西の特徴だ。さらに中軸の3番・森下、4番・小山凪人(1年・明徳ペガサス出身)らの得点圏でのバッティングはチーム上昇には必要不可欠だ。
悲願の夏全国には、チーム力の底上げが絶対条件。春本番に向けて“勝利”を、つかみ取る。
◆第42回秋季全道新人戦大会 兼 第32回麻生自動車学校杯全道大会
(平成27年10月10日・麻生球場)
◆3位決定戦
札幌大谷
33021=9
00000=0
苫小牧西
(五回コールドゲーム)
(札)西原-飯田、大野
(苫)福士、森下-土屋
▽二塁打:青山、生方、齋藤(札)
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中にいる自分は何をするべきかを問いた。また今シーズンで印象深い試合についても挙げてもらった。
◆「全力」主将・森下 徳(あつし)(2年・明徳ペガサス出身)
「昨年、練習など全力で取り組めない時期があった。今年が最後なので全力で取り組みたい」と力強かった。印象深い試合は「秋季新人戦の3位決定戦・札幌大谷戦。大差で敗れた試合だったが、試合前のアップから声の出し方、身体つきなどの違いを感じ、開始前から圧倒されていた。次、戦う時は!」と「リベンジ」を誓った。昨年は、3番・投手兼外野手として活躍。身長169cm、体重65kg。
◆「挑戦」小田島 司(1年・澄川ヤンキース出身)
「昨年は、プレーが消極的だったので、自分からもっと挑戦する気持ちを出す」と力強かった。印象深い試合は「秋季新人戦・準決勝の札幌南戦。あと一つで全国が懸る試合で、敗れた。逆転できるチャンスがあったが」と悔しさをにじませた。今シーズンは、投手兼外野手として活躍を期待したい。身長168cm、体重63kg。
◆「集中」印南伊吹(1年・沼ノ端スポーツ少年団出身)
「ピンチの場面でも集中して挑みたい」と力を込めた。印象深い試合は「秋季新人戦の3位決定戦・札幌大谷戦。最後は、ぼくの打席でショートフライに倒れ敗れた。この冬、しっかり振り込んで“リベンジ”したい」と前を向いた。今シーズンは、投手兼外野手として活躍を期待したい。身長165cm、体重53kg。
【お問合わせ】
コチラ
協力:苫小牧西リトルシニア