旭川大雪の相手は、関西強豪の「紀州」
第46回日本少年野球春季全国大会に、北海道代表として2年ぶり2度目の出場となる旭川大雪ボーイズ。初戦の対戦相手が決まった。同チームは2回戦から登場で、相手は紀州ボーイズ(和歌山県)と決まった。同チームは25日北海道を出発し、26日開会式に出場後、グラウンド練習を経て、27日決戦。2年ぶり2度目の出場で初勝利つかんでみせる。
紀州は関西の強豪チームで、卒団生の中には智弁和歌山高など強豪校に進学するものも少なくない。旭川大雪は、全国大会が決まってから選手一人のバットスイングを5万本のノルマを課した。クリアした選手たちのバットスイングは鋭く。全国の強豪チームに引けを取らない力強さとなっている。西大條(にしおおえだ)敏志監督(49)は「打球も鋭くスイングスピードも上がっている。グラウンドでの練習はできなく試合勘は、追いつかないが楽しみ」と強豪チーム相手にも自信も覗かせた。旭川大雪は、打力だけではなく投手を中心とした堅守も強さの秘密だ。2枚看板で、ダブルエースの杉山大晟(2年・永山中央野球少年団出身)、畠山和明(2年・永山南少年団出身)の両輪に加え、この冬急成長した能登嵩都(2年・神居野球少年団出身)の存在も大きい。打撃陣も投手陣も今できる準備は万全だ。26日の全国・夢舞台を待つ。