ちびっ子道産子、全国3位の活躍
2016多賀グリーンカップ争奪3年生大会
一戦毎に成長、強豪・長曽根下す
多賀少年野球クラブの優勝、北名古屋ドリームスの準優勝で幕を閉じた2016多賀グリーンカップ争奪3年生大会(3月26~27日、滋賀県)。大会は60分五回戦で行われ、北海道は準々決勝・長曽根ストロングス戦で三回、一死三塁から代打中嶋太助(3年・幌南ファイターズ)が、センターオーバーのタイムリーで、三走・桑村琉矢(3年・泉野イーグルス)が生還し、サヨナラ勝ちを決めた。続く準決勝で北名古屋ドリームス(愛知県)に、1-3と敗れるも3位決定戦で天城ワンピース(岡山県)を3-1で下し、見事全国3位の活躍。羽二生紀行監督(42)は「一戦、一戦、強くなり、最終日が一番強かった。全員で勝ち取った」とチームワークでの活躍を強調した。
【動画】コチラ(長曽根ストロングス戦より:チーム提供)
【フォトグラフ】コチラ(写真:チーム提供)
北海道代表・北海道チャンピオンシップチームは、1回戦、2回戦と勝利し、向かえた準々決勝の相手、強豪・長曽根ストロングス(大阪府)に対して、5-5の同点で向かえた三回、先頭の6番・桑村琉矢(3年・泉野イーグルス)が、敵失で出塁し二盗を決め無死二塁から7番・宮下温人(3年・黒松内スターズ)が、犠打で一死三塁と好機を広げた。続く8番・石田瑛蓮(美唄東リトルベアーズ)に代わって代打・中嶋が、中越適時打で三走の桑村が生還し、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。羽二生監督は「長曽根さんに勝つことが、一つの目標だった」と誇らしげだった。今大会、選抜メンバーで挑んだ同チームだが、この戦いで3年生の選手たちは全国で5試合もの貴重な経験を積んだ。大会が終わり、この経験を生かしてさらに各チームでの活躍に期待したい。
◆準々決勝
長曽根ストロングス(大阪府)
140=5
231=6
北海道チャンピオンシップ(北海道)
(長)速水、貴田、出渕-出渕、小林
(北)内野(新生台イーグルス)、渡辺(雨竜ドラゴンズ)-桑村(泉野イーグルス)
【試合結果】
★優勝 多賀少年野球クラブ
★準優勝 北名古屋ドリームス
★3位 北海道チャンピオンシップ
◆3位決定戦
○10-4 天城ワンピース(岡山県)
◆準決勝
●1-3 北名古屋ドリームス(愛知県)
◆準々決勝
○6-5 長曾根ストロングス(大阪府)
◆2回戦
○11-2 笠間クラブ(三重県)
◆1回戦
○11-1 志津少年野球部(滋賀県)
協力:北海道チャンピオンシップ