雨降って、垣根越える
10日、札幌円山球場で行われた第1回全日本中学野球選手権大会北海道地区大会(ジャイアンツカップ予選)の準決勝・第一試合、八回特別ルールを適用するなど熱戦の末、5-4と札幌新琴似が勝利した。しかし勝敗とは別に雨がもたらしてくれたよもやの光景があった。二回裏、雨が強くなり3時間による中断のあと再開に向けてグラウンド整備が始まった。そこには球場職員のみならずリトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグらの選手、関係者の姿がありリーグの垣根は全く見えなかった。そこは野球を愛する仲間として泥だらけになってグラウンド整備に勤しむ姿があった。
まさに“雨降って地固まる”と誰かが言ったとか言わないとか。