札幌新琴似 強打見せつける
◆第43回秋季全道大会新人戦
▽Fブロック予選 札幌新琴似シニア9‐0函館北シニア=(10日・千歳市民球場)
秋季全道大会新人戦(日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟/主催)のリーグ戦10日、千歳市民球場で3試合行われ第2試合で札幌新琴似シニアと函館北シニアが対戦し、札幌新琴似が函館北を9‐0の五回コールドゲームで下した。初回から打者10人で5点を奪うなど強打を見せつけた。他2試合は室蘭が4‐0で洞爺湖を下し、千歳が5‐3で函館東を下した。予選リーグの勝率で7ブロックから16チームを選出し、10月2日から決勝トーナメントが予定されている。
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◆Fブロック予選
函館北
00000=0
5130×=9
札幌新琴似
(五回コールドゲーム)
(函)谷口、坂根‐田村
(札)田中、金丸、増田‐五十嵐、布施
初回、新琴似打線がたたみかける。無死一、三塁の好機から3番・金丸斗南(2年・札苗スターズ出身)、5番・小林修斗(2年・東16丁目フリッパーズ出身)らの適時打と8番・豊嶋大芽(2年・銭函ボーイズ出身)の犠飛などで一挙5点を奪った。続く二回にも加点し、三回には1番・山本大翔(2年・平岡カウボーイズ出身)、金丸らの適時打で3点を奪い試合を決定的とした。投げては田中雄大(2年・木の花ブラックジャガーズ出身)、金丸、増田 雅(2年・篠路ライオンズ出身)らの盤石の継投で五回まで0を重ねた。
新琴似の新チームは、2年ぶり秋季大会優勝を目指す。強打に加え投手力が、後押しする。この日、登板は叶わなかったが、主戦の山田翔太(2年・中の島ファイターズ出身)は、制球力が良く直球に加えカーブなどを交えながら打たせて取る投球に抜群の安定感を見せる。投打ともに充実を見せる札幌新琴似、今のところ隙が見当たらない。このまま春の全国、掴んで見せる!
函館北は五回、4番・阿部治貴(2年・七小野球スポーツ少年団出身)が、四球で出塁すると続く5番・斉藤 蓮(2年・大中山野球スポーツ少年団出身)が、この試合初安打となる左前で好機を広げた。しかし後続が倒れ無得点で涙した。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟