真栄ビクトリー秋の札幌頂点!
第17回札幌市長杯争奪少年軟式野球大会
10日、太陽球場で準決勝・決勝戦を行い、真栄ビクトリーが降雨コールドゲームを制して秋の札幌頂点へ!! 真栄は初回一死三塁から3番立野の高々と上がったセンター大飛球を星置スターズの失策を誘い1点。これが決勝点となった。立ち上がり制球が定まらない成田謙之郎投手だったが要所締め7回降雨コールドゲームと参考記録ではあるが完封勝利で真栄ビクトリーが、札幌四大会連続の優勝を飾った。(取材:大川祐市)
▼決勝戦(7回表降雨コールドゲーム)
星置スターズ
000000 0
100100 2
真栄ビクトリー
(星)宝鏡-市川
(真)成田-竹本
優勝した真栄ビクトリーの他、準決勝まで進出した4チーム(真栄ビクトリー・星置スターズ・里塚イーグルス・前田リトル)プラス他地域で勝ち上がった1チームを加えた5チームが、10月15日太陽球場で行われるポップアスリート北海道予選へ出場する。優勝チームは12月に行われる全国大会(横浜市)へつながる夢の大会だ!
▼決勝戦
真栄ビクトリー初回、1番狩野元気君の投手強襲内野安打を足がかりに、一死三塁の先制チャンスで、三番主将立野歩佳さんがセンターへ大飛球!これがエラーを誘い先制点。続く4回裏一死三塁からカウント2-2からスクイズ!どうしても欲しかった貴重な追加点を、7番金沢海七斗君が決めた!地味ではあるがこの1点が重かった!先発マウンド成田投手は、ボールが上ずる場面が序盤あったが、ここぞという時の低めの球威あるストレートで星置打線を封じ込め、7回降雨コールドゲームで参考だが完封した。「今年は三人の投手で戦えた、しかも完投できる三人が大きい。今日の試合だけではなく良く頑張ってくれた!この子達と野球ができた事に感謝です」と真栄ビクトリー監督小林静雄氏。
札幌市長杯4試合戦って失点はわずか1である。この投手力こそ真栄ビクトリーの強さだ。今大会最優秀選手に選ばれたのは、東16丁目フリッパーズ戦・里塚イーグルス戦を2試合完投で、わずか1失点で抑え込んだ志和 樹投手。「凄く緊張したけどしっかり投げれて良かった」志和 樹君。(写真・志和)
「北日本大会とポップアスリートも総て優勝したい!今チームはみんな明るく良い感じ」と主将立野歩佳さん
「1回の攻防で決まった、こういう大舞台に慣れているチームとやっとの思いでここまで来たチームの違いが出た、15日リベンジがんばります」と静かな闘志が印象的な星置スターズ監督服部範之氏。1回表一死2・3塁、2回表一死1・2塁とチャンスはあった、しかし無得点に終わった。この差を15日まで埋めることが出来るか期待したい。
▼閉会式
決勝戦ということもあり最後までやらせてあげたかったが、これもルール「降雨コールドゲーム」本意ではないが大雨の為、太陽球場敷地内にある倉庫で、雨を避けて行われた。大会講評には、同連盟専務理事・深津与志弘氏が「今大会含む札幌全市大会は総て清田区が優勝した年であった」と評した。
締めて四冠V
今年の札幌市の大会、五大会(札幌選抜大会・太陽旗・Fsジュニア王座札幌支部予選・札幌選手権大会・札幌市長杯)の内、四大会を『真栄ビクトリー』が制した。唯一敗れた札幌選抜大会の覇者は、同区『里塚イーグルス』なんと清田区が今年の札幌五大会を総なめした年となった。
▼個人賞
最優秀選手賞:志和 樹(真栄ビクトリー)
優秀選手賞:安田 蓮(星置スターズ)
敢闘賞:冨金原 健(里塚イーグルス)
敢闘賞:渋谷 塁(前田リトル)
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