【フォト付】札苗スターズ14年ぶり2度目V 準V月寒スターズ
第3回J:COM旗・第22回札幌市長杯争奪少年軟式野球大会(札幌市少年軟式野球連盟・株式会社ジェイコム札幌/主催)は2日、札幌市の太陽グループ少年野球場で準決勝、決勝の3試合が行われ、札苗スターズ(東区)が決勝で月寒スターズ(豊平区)を5-0で下し14年ぶり2度目の優勝を果たした。最優秀選手賞には田中佑弥(札苗スターズ)に輝いた。
◆フォトグラフはコチラ
◆決勝(2日・太陽A球場)
札苗スターズ(東区)
1002020=5
0000000=0
月寒スターズ(豊平区)
(札)田中佑、工藤‐木村
(月)宮村‐高橋
▽三塁打:菅原(月)
▽二塁打:田中佳、田中佑(札)
◆準決勝
レッドアスレチックス(東区)
0000=0
2023=7
月寒スターズ(豊平区)
(レ)高根、小泉-対馬
(月)宮村-高橋
▽二塁打:田中
平岡カウボーイズ(清田区)
0000000=0
100040×=5
札苗スターズ(東区)
(平)中村、斉藤、西田-藤原
(札)田中佑、工藤-木村
▽二塁打:藤原(平)、田中佳、大平(札)
際立つ強さ!札苗スターズ投打で圧倒
札苗スターズは準決勝までの3試合で19得点。投げてはエース・田中佑、工藤良佑(5年)などが力投を見せ無失点で決勝まで駒を進めた。迎えた決勝は、自慢の強力打線が最後の大一番で小技を交えて5-0と完勝した。決勝の相手は、ここまで3試合を無失点で勝ち上がってきた月寒スターズ。初回、1番・村田陽和(6年)、3番・大平友哉(6年)の単打に加え犠打で一死二、三塁と好機を作る。続く4番・木村紘知郎(6年)が、欲しかった1点をスクイズで先制。四回には、二死から6番・田中佳太(5年)が左越二塁打で好機。続く7番・千石晴輝(6年)が四球。敵失と二盗で二死二、三塁とし、8番・工藤が外寄りの2球目を右前に運びこれが適時打となり三走・田中佳に加え二走・千石も一気に生還し2点。六回にはダメ押しとなる2点も奪った。投げては田中佑投手が強豪・月寒相手に七回完封。けして甘いコースには投げず低めを丁寧につき、7奪三振に加え散発3安打しか許さない快投で栄冠を勝ち取った。珍田 享監督(62)は「自分たちの野球を信じ、選手たちが自分たちの野球をしてくれた」と選手たちの頑張りを称えた。
準V月寒スターズ
初回、札苗の先制パンチに流れを引き寄せることができなかった月寒スターズ。続く四回、1点差で追う展開で2失点と突き放された。しかし5点を追う七回二死からは、8番・菅原浩斗(6年)が、左中間を深々と破る意地の三塁打を放つ。この一打に一番の盛り上がりを見せる月寒ベンチ。しかし後続が断たれ涙した。
ベンチが一つとなり諦めない姿勢で挑んだ決勝。最後まで声出しする姿で迎えたゲームセットの瞬間、一瞬天を仰ぎ悔しそうな表情が印象的だった。
次こそは、咲かせて下さい勝利の華を!
協力:札幌市少年軟式野球連盟