【中学クラブチーム訪問】札幌新琴似シニア編
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11月20日、札幌市北区新琴似にある中学硬式クラブチーム札幌新琴似シニアの専用球場に訪れた。3年生28人の進路は、道外に1人。道内、札幌市内を中心にそれぞれ進学希望だそうだ。新チームは春の全国大会北海道予選を、見事2年ぶり14度目の優勝を飾り、来春3月に大阪で行われる全国選抜大会へ北海道代表として出場が確実視されている。
チーム訪問は、今年も代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。また主将・金丸斗南君(2年)にはチームの特徴と目標を動画で語ってもらいました。
◆選手構成
2年生:27人 1年生29人
【動画】コチラ 冬季練習① 冬季練習② キャプテンからメッセージ
※屋外の撮影と強風の影響で主将の声が聞きづらく画面下に、テロップを入れております。ご容赦ください。
【フォトグラフ】コチラ
全国最強を目指す、札幌新琴似!
注目度の高い“札幌新琴似”は優勝候補の呼び声通り今秋、春の全国大会北海道予選を圧倒的な戦いぶりで優勝を果たし、全国選抜キップを確実視した。取材当日は、粉雪が降り注ぐマツダ球場(専用グラウンド)に、この日も闘将・生嶋宏治監督(55)が、存在感を見せていた。「この時期、一日でも長くグラウンドでやらせたい。選手が伸びる時期」と力を込める。午前中はウォーミングアップ後、本番さながらの実戦を意識した投内連係を繰り返した。午後からは2ケ所の鳥かごを設置し、マシンによるフリーバッティングが行われ、守る野手は飛んできたボールに対して常に実践を意識し守っていた。全選手が平等に打ち終わると練習終了となった。同チームは来春の全国選抜大会を見据え、12月23日から和歌山県で行われる和歌山市長杯へ。さらに2月に静岡県掛川市で行われるスプリングキャンプに参加し、来春3月に行われる全国大会に備える。
全国最強、掴んでみせる!
◎生嶋監督が、印象深い試合と挙げた恵庭リトルシニア戦
「離しても追いつかれ、さらに逆転されたが七回、布施、山口、岡部、金丸らの連打で逆転勝ちした」と最後まで諦めず粘り強かった打線に目を細めた。
◆大会名:第43回秋季全道大会新人戦 兼 第33回麻生自動車学校杯
決勝トーナメント
◇恵庭リトルシニア戦(9月2日)
▽1回戦
札幌新琴似
0101143=10
1000260=9
恵庭
(札)山田、金丸、田中―布施
(恵) 笹原、谷口、牧野―奥沢
数多くの有力選手の名が挙がった!
★豊富な投手陣
まずは来シーズンも主戦が予想される、山田翔太(2年・中の島ファイターズ出身)は、抜群の制球力と球威は頭一つ抜けている。小柄ながら田中雄大(2年・木の花ブラックジャガーズ出身)は、夏から伸びてきている一人。マウンド上で躍動する姿は印象的だ。他にも山口 凛(白石リトル出身)、左腕・金野竣汰(2年・木の華ブラックジャガーズ出身)、岡部巧実(2年・篠路ビッグファイアーズ出身)、増田 雅(2年・篠路ライオンズ出身)などストレートに力がある。抑えには主将の金丸斗南(2年・札苗スターズ出身)と層が厚い。
★攻撃陣
新琴似と代名詞と言えば「フルスイング」だが、新チームの四番は、チーム1の飛距離を誇る山田。3番・遊撃手で主将の金丸は走攻守三拍子の揃った逸材。岡部も勝負強いバッティングを見せるなど打線に厚みを加える。正捕手争いも高いレベルでし烈だ!秋は2番をつけた五十嵐健真(2年・東ハリケーン出身)に加え、長打力が魅力の布施友梧(2年・中の島ファイターズ出身)、ここにきて成長株の浅野逸貴(2年・中沼ウォーリアーズ出身)らと激戦だ。
名前は挙がらなかったが他にも逸材ぞろいの新琴似。まずはチーム内競争を勝ち抜き来春のレギュラー掴んでみせる。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。
◆「日本一への準備」主将・金丸斗南(2年・札苗スターズ出身)
「日本一になるために走塁、守備、打撃とそれぞれ日本一の準備」とキッパリ。秋季大会では主将で3番・遊撃手としてチームをけん引。長打力が持ち味。右投・右打。身長179㎝、体重75㎏。
Q1)印象深い試合は「秋季全道大会・決勝トーナメント1回戦の恵庭戦。この試合で野球に入る考え方をより一層考えさせられた」と慢心せずに戦う姿勢を学んだ。
Q2)今のチーム課題があるとしたら「相手チームを圧倒する力がまだ足りない」と高みを目指す。
Q3)チームのキーマンを一人挙げてください「磯野です。彼が打ったらチームが盛り上がる」と笑顔。
◆「常時冷静」岡部巧実(2年・篠路ビッグファイアーズ出身)
「どんな試合、どんな場面でも常に冷静に挑む」とセルフコントロールしていた。秋季大会では主に2番・一塁手で守りことが多かった。持ち味はどんな場面でも力強いスイングが出来るところ。右投・右打。身長173㎝、体重73㎏。
Q1)印象深い試合は「秋季全道大会・決勝トーナメント1回戦の恵庭戦。最終回、2点差を追いかける場面でひっくり返すことができた」と誇らしげだった。
Q2)チームのキーマンを一人挙げてください「山口です。1番を打つことが多いのですが、先頭打者で出塁すると盛り上がる」と白い歯を見せた。
◆「不動心」山田翔太(2年・中の島ファイターズ出身)
「ピッチャーでピンチを背負った時でもいつも通り。打席でもどっしりと初球からどんどん振っていきたい」と心掛ける。秋季大会では主に4番・投手として出場し、チームの柱としてけん引した。右投・右打。身長175㎝、体重75㎏。
Q1)印象深い試合は「秋季全道大会・決勝トーナメント準決勝の小樽戦。試合前、気持ちが入っていないと監督から激が入り、どんどん打って点数を取ることができた。決勝でもこのスタイルで勝ち上がりことができた」と自信を深めた。
Q2)チームのキーマンを一人挙げてください「キャプテンの金丸君です。キャプテンが堂々としているとみんながついてくる」と
※中学クラブチーム訪問企画は、ベースボール北海道ストライクを応援してくださっているチームさんを優先して行っております。
協力:札幌新琴似シニア