新チームにも注目東16丁目フリッパーズナイン＝平成28年11月19日・つどーむ

19日、結成記念大会・決勝に挑んだ東16丁目フリッパーズをチーム取材した。決勝では今シーズン最後となる試合も勝利し、今シーズンは64勝と大活躍の一年となり有終の美を飾った。また同チームは今夏、全日本学童マクドナルド・トーナメントで優勝した長曾根ストロングス(大阪府)と準決勝で対戦し、惜しくも0－1で敗れるも全国3位と歴史に名を刻んだ。笹谷武志監督(37)は「最高の夏―。6年生には夢を見させてもらった。感謝です」と最後に笑顔を見せた。後輩たちも偉大な先輩の背中を追いかけ、再び全国最高峰を狙う！

～夏の舞台裏～
長曾根は憧れだった！

「長曾根は憧れであり、目標だった」と話すのは笹谷氏。4年前、すでに全国4度の優勝を飾るなど超名門。その長曾根ストロングス(大阪)監督・熊田耐樹氏の下を訪れ、練習内容や指導者としての情熱や厳しさを知り、今の指導者としての礎となっていった。この出会いがきっかけとなり熊田氏との交流が深まり、長曾根が身近に感じ、そこを意識して練習するようになっていったという。やがて「いつか全国・全日本学童・決勝の舞台で対戦したい」と夢は膨らんだ。それが今夏、準決勝と言う舞台で実現。敗れはしたが「すごく幸せな時間でした。でもやっぱり勝ちたかったと」と笑顔を見せた。

【笹谷監督が今シーズン一番印象深かった試合】
◆高円宮賜杯第36回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント
▽準決勝　東16丁目フリッパーズ(南北海道)0－1長曾根ストロングス(前年度優勝・大阪府)＝(12日・大田スタジアム)

◆準決勝(12日・大田スタジアム)
長曾根ストロングス(前年度優勝・大阪府)
０００１０００＝１
０００００００＝０
東16丁目フリッパーズ(南北海道)
(長)斉藤‐浜口
(東)山中‐疋田
▽二塁打：疋田(東)

新チームの活躍も注目だ！

今年のチームは技術の高い選手が揃っていた。名前を挙げれば疋田悠真(6年・侍ジャパンU-12日本代表)、村上　広(6年・2016北海道日本ハムファイターズジュニア)、山中麟翔(6年)、小松祐斗(6年)はともに北海道選抜三原大会出場を決めている。それほど強力な前チームで主力として活躍した経験を武器に、新チームは再び日本一を目指す！

新チームの新たなリーダーは、レギュラーシーズンも主力の一人として活躍した、主将・福岡正規(5年)。記者の問いにもしっかりとした受け答えをする姿や仲間からも慕われる人望はうってつけの新キャプテンと言える。動画でチームの特徴と目標を大いに語ってもらった。

高野山旗北海道予選の三連覇は逃したが、夏まで時間があるのでしっかりチーム力を再び上げてくるはずだ！

今度こそ、少年野球の最高峰を掴んでみせる。

行くぞ神宮・福岡正規主将(東16丁目フリッパーズ)

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◆動画：キャプテンからのメッセージはコチラ

～数人の選手を5段階評価～
2人の投手陣と3人の打撃陣の名前が挙がった！

投手陣では左腕2人の名前が挙がった。笹谷監督にコントロール、スピード、経験、マウンド度胸、監督からの信頼度を5段階評価で表してもらった。一人目の長内陽大(5年)は、コントロール④、スピード③、経験③、マウンド度胸②、信頼度③だった。二人目の斉藤隼人(5年)は、コントロール④、スピード④、経験②、マウンド度胸③、信頼度③だった。「まずは2枚看板でめどが立った。あと一人、二人は来年まで作っていきたい」と構想を描いていた。

打撃陣では3人の名前が挙がった。投手陣同様、笹谷監督にバットコントロール、長打力、チームバッティング、ミート力、勝負強さ、監督からの信頼度を5段階評価で表してもらった。一人目の佐々木涼斗(5年)は、バットコントロール④、長打力④、チームバッティング⑤、ミート力④、勝負強さ④、信頼度③だった。「打線を引っ張っていかなければならない存在。しかしまだ粗いが、勝負強さもある」と期待した。二人目の坂本大河(5年)は、バットコントロール③、長打力④、チームバッティング③、勝負強さ②、信頼度③だった。「足が速く、長打力もある。経験が浅い分ミスが出てしまうが、来年1番あたり打ってほしい。日刊秋季・決勝で鳴海投手からセンターオーバー適時二塁打を打つなど活躍してみせた」と可能性に期待した。三人目の佐藤レオン(5年)は、バットコントロール②、長打力④、チームバッティング③、ミート力②、勝負強さ④、信頼度③だった。「新人戦に入ってからは調子を崩しているが、足も速く走塁センスもある。レオンが機能するとチームは変わる」と期待した。

少年野球・チーム訪問企画は、ベースボール北海道ストライクを応援してくださっているチームさんを優先して行っております。

協力：東16丁目フリッパーズ