【中学クラブチーム訪問】札幌真駒内シニア編
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11月27日、中学硬式クラブチームの札幌真駒内リトルシニアを訪問した。今秋行われた高校野球の秋季全道大会で、同チーム卒団生13人が出場するなどOBの活躍も目覚ましい。今年の札幌真駒内3年生は20人。釧路への進路希望が1人いるものの他は札幌市内高校へ進路希望だと言う。久保田八十夫監督(54)は「優しい子が多かった。伸び代はある子たち、頑張ってもらいたい」とエールを送った。新チームは今夏行われた理事長杯で初優勝。秋季全道大会新人戦では決勝トーナメント進出と来春に向けて期待が膨らむ。
チーム訪問は、今年も代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。また主将・竹下竜生君(2年・北野リトルメッツ出身)にはチームの特徴や目標を動画で語ってもらいました。
◆選手構成
2年生:12人 1年生17人
【動画】コチラ 冬季練習① 冬季練習② 冬季練習③ キャプテンからメッセージ
【フォトグラフ】コチラ
来夏、チーム結束で全国掴む!
今夏、第4回理事長杯・決勝で札幌真駒内シニアと日高シニアが対戦し、真駒内が16‐3で日高を下し、初優勝を果たした。迎えた秋季全道大会新人リーグ戦では、混戦Dブロック初戦の恵庭戦で、まさかの黒星スタート。しかしその後、岩見沢、室蘭、洞爺湖を相手に1勝2引き分けと負けない野球でグループ3位に踏みとどまった。失点率の関係で決勝トーナメント進出するなど粘りを見せたが、本来の実力を考えるとまだまだ上位へと期待が膨らむ。久保田監督は「来季はもっと主将の竹下、副主将三浦、佐藤らが上手くチームを引っ張り、全体をまとめていってほしい」と期待した。
◎久保田監督が、印象深い試合と挙げた恵庭リトルシニア戦
「秋季新人リーグの初戦・恵庭戦。理事長杯優勝で挑んだ初戦だったが、投打の歯車がくるいで2‐4と敗れた試合。しかしその後、もう負けられないと1勝2引と負けないでリーグ戦を戦い終えた」と振り返った。
第43回秋季全道大会新人戦 兼 第33回麻生自動車学校杯
(平成28年9月4日)
▽Dブロック
札幌真駒内
2000000=2
002020x=4
恵庭
(札)竹下―片田
(恵) 長沢、笹原―奥沢
3人と投手陣と5人の打撃陣の名前が挙がった!
チームの主将兼エース・竹下は、波がまだあるものの球威は申し分なし。課題の制球力を高め真のエースを掴む。また竹下は29日から台湾で行われる日・台対抗国際大会へ出場し、同時に北海道選抜の主将にも抜擢。海外での経験と自信を掴み強いリーダーシップを示すはずだ!続く右腕・森田陸斗(2年・新川ファイヤーバード出身)は、ストレートとカーブのコンビで組み立てる。今秋、カーブのキレが一段と増した。来季への活躍に期待したい。堀 渉真(1年・もみじ台ベアーズ出身)は、制球力があり今秋は1年生ながらゲームを組み立てるなど経験値と自信を掴んだ。来春はさらなる活躍を目指す。
打撃陣については、今秋2番・左翼手の三浦泰正(2年・兵庫県西宮レッドスターズ出身)。俊足でミート力が高く小技も巧みで、来季はさらに攻撃の起点を目指す。8番・捕手の片田 輝(2年・西岡スターズ出身)は、肩とキャッチングの成長が目覚ましく首脳陣からの信頼も厚い。打撃では下位から上位へつないでみせる。5番・三塁手の中島啓太(1年・北野リトルメッツ出身)は、勝負強さと長打力を兼ね備える。これから入団する新入団員生に対し「行動を含めた模範となってもらいたい」と久保田監督も期待を寄せる。
同チームは23日から和歌山県で行われる和歌山市長杯へ秋季練習の成果を試す意味で挑戦する。また毎年の恒例となっている関東遠征では今年も東村山シニアさんとの交流を予定。その後、道内遠征を経て開幕を待つ!
理事長杯に続いて頂点掴んでみせる!
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中で自分は何をするべきかを問いた。
◆「信頼」主将・竹下竜生(2年・北野リトルメッツ出身)
「仲間を信頼し、自分も信頼される関係を築きたい」と真のチームワークを強調した。
Q1)印象深い試合は
「秋季新人リーグ・恵庭戦。先発投手として登板したが、安打、エラーなどで失点。打者としても最終回、チャンスに打席が回ったが結果を残せなかった」と悔しがった。
Q2)チームの中のキーマンは
「捕手の片田 輝君(2年・西岡スターズ出身)。守備の要であり、打つ方も下位打線ながら彼が打つと上位に回り打線がつながる」と期待した。秋季新人戦では4番・投手として大黒柱の活躍を見せた。持ち味は投打ともにパワー。主将としてよく声も出るリーダーシップの持ち主。右投・右打、身長173㎝、体重70㎏。
◆「自信」三浦泰正(2年・兵庫県西宮レッドスターズ出身)
「秋季新人戦では自信を持った思い切ったプレーができなかった。もっと努力して自信を掴みたい」と表情には自信がよみがえってきた。
Q1)印象深い試合は
「秋季新人リーグ・岩見沢戦。チャンスで2度回ってきたが、結果を残せなかった」と悔やんだ。
Q2)チームの中のキーマンは
「竹下竜生。調子が良い時は、チームの雰囲気も良く、盛り上がる」と笑顔。秋季新人戦では2番・左翼手として活躍。持ち味はつなぎ役として小技も巧みにこなし、自身が出塁すれば俊足を生かしチャンスも広げる。右投・左打、身長170㎝、体重54㎏。
◆「努力」佐藤大哲(1年・伏古わんぱくボーイズ出身)
「努力することが苦手。でも竹下さんを支えるよう一層努力して頑張っていきます」とキッパリ。
Q1)印象深い試合は
「秋季新人リーグ・恵庭戦。理事長杯優勝で迎えた初戦だったが、声も出てなく、力が出せなかった試合」と唇をかんだ。
Q2)チームの中でキーマンは
「中島啓太(1年・北野リトルメッツ出身)。同級生と言うこともあるけれど啓太が打つと盛り上がる」と期待した。秋季新人戦では6番・遊撃手として活躍した。持ち味は守備力とリーダーシップ。1年生ながら副キャプテンとして大抜擢。右投・右打、身長162㎝、体重53㎏。
※中学クラブチーム訪問企画は、ベースボール北海道ストライクを応援してくださっているチームさんを優先して行っております。
協力:札幌真駒内シニア