【チーム訪問】旭川北稜球団
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10日、美瑛町白金温泉にある国立大雪青少年交流の家で、旭川北稜球団の冬季合宿を訪問した。昨秋行われた秋季新人戦ではケガ人の影響も出て2試合行って時点で、出場辞退と涙をのんだ。就任ニ年目を迎え復活を目指す富田健二監督(46)は、6年生18人と新戦力も加わり雪辱を期し、春の開幕を待つ。
チーム訪問は、今シーズンからチームを代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。
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【選手】
2年生:8人 1年生:1人 6年生:18人
秋季新人戦では、11人で挑んだ旭川北稜ナイン。しかし数人のケガ人が出たため大会途中で、やむなく出場辞退となった。富田監督は「ケガで2試合と悔しい結果。その中で、秋季新人戦・札幌大谷戦では1-5と敗れた。フィジカル、メンタルと力の差を感じ、この悔しさがこの冬のモチベーションとなっている」と悔しさをバネに変えていた。
課題はフィジカルとメンタルの強化と明確だ!
毎年恒例となっている冬季合宿は1月9日(土)~11日(月祝)の3日間開催され捕球をイメージしたフットワークや基礎的トレーニングでスキルアップを目指した。また冬季合宿の名物ともなっている十勝岳火山砂防情報センターからシェルターに覆われた286段の避難階段を利用した階段登りで、フィジカル強化も図った。、まさに課題克服を図った合宿となった。
2年生8人に加え1年生1人とようやく9人ぎりぎりと厳しい船出が予想されたが、昨秋6年生が18人と入団したことで勢いづく。今春は新メンバーを加えた戦いが予想される。
今年の旭川北陵球団は投手を中心とした守りのチーム。身長174cmから投げ下ろす本格派の棚田颯樹(2年・永山西クラブ出身)と同じく右の本格派の藤田楽斗(2年・永山中央野球スポーツ少年団出身)の2枚看板で試合をつくる。捕手は昨秋ケガで出場機会が2試合と経験不足を否めないが、潜在能力の高い主将の今津寛春(2年・旭稜野球少年団出身)は、強肩とインサイドワークを持ち合わせている。課題は春からの練習試合で補う予定だ。打線では 軟式から加入した森脇敬人(2年・豊岡ガッツボーイズ出身)に注目だ。身長185㎝と恵まれた体格からのスイングスピードはMAX138km/hと超中学生レベルだ。
また6年生が18人と入団したことで上級生たちの意識も変わり行動も変わり始めたたと言う。効果は直ぐにバットスイングにも表われ2年生は平均で120㎞/h超えなどと鋭さを増してきた。
同チームは3月下旬に道南遠征、4月上旬には苫小牧遠征を経て4月末の開幕を待つ。
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中にいる自分は何をするべきかを問いた。また今シーズンで印象深い試合についても挙げてもらった。
◆「挑戦」主将・今津寛春(2年・旭陵野球少年団出身)
「昨年の新人戦では良い試合結果が望めなかったので、今年は強い気持ちで挑戦していきます」と力強かった。印象深い試合は「秋季新人戦の札幌新琴似戦。強いチームとはわかっていたけれど試合前から圧倒されていた。結果自分たちの力が出せなかった。次は勝ちたい」と前を見据えた。今年のチームはまずは気持ちを一つにする団結力が必要と唱える。身長174cm、体重71kg。
◆「絆」副主将・太田心大(2年・陵雲ファイターズ出身)
「勝つためには、いつもみんなが同じ方向を向くこと。きつい練習も共ににやり遂げ絆を深めたい」と気持ちを込めた。印象深い試合は「秋季新人戦の札幌新琴似戦。新チームになって初めての試合で、力の差を見せつけられ格の違いを感じた。この負けた試合を忘れずに悔しさをバネに頑張ります」と胸を張った。身長163cm、体重52kg。
◆「全力」副主将・富田康太(2年・永山西クラブ出身)
「チームのスローガンでありますが、まずは全力で声を出すことが第一」と気を引き締めた。印象深い試合は「秋季新人戦の札幌大谷戦。みんなの打線がつながらず1-4で敗れた試合。打てなかった・・・」と唇をかんだ。身長158cm、体重50kg。
OBも春からの大学野球を目指して!
旭川実業高校の冬季合宿に参加していた昨夏の二遊間コンビが、自主トレで階段トレーニングをしているところを発見。遊撃手として活躍した冨永 凌(高3年・旭川実業高-旭川北陵シニア出身)、二塁手として活躍した浅川 滉(高3年・旭川実業高-旭川ボーイズ出身)らは春からの大学野球に備えた。冨永は東京農大網走に進学希望で、浅川は北海学園に進学希望だそうだ。
【お問合わせ】
※体験練習も、まだまだ可能です。
参加される際は、下記までお気軽に。
お問い合わせ→ 090-7643-3454 (理事 たなだ)
球団Eメール→ asahikawa.hokuryo@gmail.com
協力:旭川北陵球団