【チーム訪問】旭川ボーイズ
10日、極寒の美瑛町で開幕を待つ旭川ボーイズを訪問した。同チームは平成21年に旭川ブレイズとしてサン・リーグに加盟し、後に平成25年ボーイズリーグとの統合により旭川ボーイズとして再スタートした。昨シーズンはアシックス旗4強まで勝ち進むなど活躍。この実績で選手たちも自信を掴むが、現在2年生7人、1年生以下は0人と選手不足は深刻だ。それは少子化の影響もあるが人口34万人の旭川市内に中学硬式クラブチームが5チームと激戦区。自前での試合出場を目指し選手を大募集している。
チーム訪問は、今シーズンからチームを代表して数人の選手たちに来季へ向けた抱負を色紙にしたためてもらった。
【選手】
2年生:7人 1年生以下:0人
昨シーズンは、春の開幕アシックス旗・1、2回戦を勝利し、準決勝・札幌北広島戦では5-6と敗れはしたものの最後まで粘りを見せ強豪・札幌北広島を苦しめた。しかし実績を残し始めてきた矢先の部員不足に、昨シーズンから指揮を執る北村孝司監督(51)は「苦難の中、選手たちは高いモチベーションをキープして、腐らずメンタル面を充実させ練習に取り組んでいる」と精神面の成長を認めた。部員7人ではあるが、必然的に高い稼働率で実力を蓄える。まさに少数精鋭は今できることを実践していた。
あと2~3人集めて単独出場を目指す!
★思い思いの言葉を色紙にしたためた
※NGワードは全国優勝、全国制覇。もちろん大目標であることは 周知のこと、その大目標を実現するために、チームの中にいる自分は何をするべきかを問いた。また今シーズンで印象深い試合についても挙げてもらった。
「絆」~大切な仲間~ 主将・小路楓世(2年・末広野球スポーツ少年団出身)
「チームの人数が少ないので、他チームの人との関わりことが多く、その場合は特に絆を大切にして試合に挑み勝ちにいきたい」と胸を張った。印象深い試合は「函館大会・1回戦の札幌手稲ボーイズ戦で、延長九回裏、兄・小路瞳和(3年・末広野球スポーツ少年団出身)のタイムリーで3-2と勝った試合」と目を輝かせた。昨シーズンは3番・遊撃手として活躍。身長171cm、体重54kg。
「力」~魂の一振り~小野竜平(2年・神居東ベアーズ出身)
「ピッチャーが投げたボールに対して力強く振り抜くこと。打ったあと全力疾走で走ること」と力を強調した。印象深い試合は「秋のリーグ戦・函館ボーイズとの戦いで8-1と勝った試合。この時は打線がつながり、自分も二塁打など打てた」と誇らしげだった。昨年は4番・捕手として出場し高打率をマークし活躍した。身長171cm体重74kg。
「妥協しない」2年・北村泰都(2年・神居東ベアーズ出身)
「野球以外でも投げだす傾向がある。中学ではそこを直したいと思っています。走り込みにおいても、体幹トレーニング、筋力トレーニングなど進んでやろうと思わないキツイ練習も克服したい」と前を向いた。印象深い試合は「秋のリーグ戦での道北ボーイズ戦。3ヶ月ぶりの復帰戦で先発したが、緊張のあまり思うようなピッチングが出来ず3失点してしまった」と唇をかんだ。昨年の打順は3、5番、投手兼一、三塁手で出場しチームに貢献した。身長179cm体重65kg。
【ご連絡先】
指導者 (北村) 090-7649-7345
(古井戸)080-1877-3690
球団メール asahikawa.boys@gmail.com
(メールでの問い合わせもお受けしております。)
硬式野球に興味がある、来春中学生1年生~3年生諸君!
一緒に硬式野球をやりましょう!
現在(冬期間)は、通称 山本ドーム(美瑛町旭第5)・神居住民センター・工業高校室内練習場・市内室内練習場で、週4回(水・金・土・日)練習を行っています。
山本ドーム・神居住民センターでは、走り込みを中心とした基礎体力作り・体幹トレーニングを中心に。
工業高校室内練習場等では、キャッチボール・ピッチング・ノック・ティーバッティング・マシンを使用してのバッティングなどを行っています。
いつでも練習に参加できますので、気軽にご参加ください。
土日祝につきましては、可能な限りではありますが、送迎も致します。
(送迎を希望される方は、上記に記載されている、指導者もしくはメールで一報ください。)
協力:旭川ボーイズ