手稲ヤング、夏連覇 レッドアスレチックスに9‐2で快勝
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◆第39回少年軟式野球札幌選手権大会
▽決勝 手稲ヤングスターズ(手稲区)9-2レッドアスレチックス(東区)=(14日・太陽A球場)
14日、太陽球場で札幌ナンバー1を決める「札幌選手権大会」の準決勝2試合と決勝が行われ、昨夏覇者の手稲ヤングスターズ(手稲区)が、レッドアスレチックス(東区)を9-2と六回コールドゲームで退け、二年連続2度目の栄冠に輝いた。また二年連続優勝は大会史上初。島田清己監督(62)は「全国を経験し、選手たちが一回り大きく成長した。点数を取られても動じなくなった」と選手たちの成長に目を細めた。3位には星置レッドソックス(手稲区)、鉄東スワローズとなった。
◆決勝
手稲ヤングスターズ(手稲区)
070002=9
100100=2
レッドアスレチックス(東区)
(六回コールドゲーム)
(手)茨木‐三浦
(レ)高根‐対馬
▽二塁打:及川(手)、対馬、高根(レ)
◆準決勝
レッドアスレチックス(東区)
1000105=7
1021020=6
鉄東スワローズ(東区)
(レ)小泉‐対馬
(鉄)森‐池田
▽三塁打:森(鉄)
▽二塁打:小泉、対馬、室(レ)、中村(鉄)
星置レッドソックス(手稲区)
0000=0
1205=8
手稲ヤングスターズ(手稲区)
(四回コールドゲーム)
(星)渡辺、秋元‐佐藤楓
(手)茨木‐三浦
手稲ヤング、鮮やか集中打で一挙7点
手稲ヤングが9安打、9点で快勝した。二回、一死二塁から6番・及川大介(6年)が、左越適時二塁打で同点。さらにチャンスを広げ一死二、三塁から8番・中川愛奈(6年)の内ゴロの間、三走・及川が生還し逆転。続く9番・木村奏翔(6年)が、中前適時打を放ち3点目。結果これが決勝点となる。さらに1番・鷲見悠生(6年)、2番・千葉大輔(6年)、3番・三浦 翼(6年)と連打が続き、4番・川本 優(6年)の犠飛などでこの回、計7点とビックイニングを作った。四回に1点返されるも六回、千葉の適時打で2点を挙げて突き放した。投げては先発・茨木秀俊(6年)が7安打されながら、六回2失点と踏ん張った。高い身体能力で非凡さを見せ準決勝、決勝と投げ切ったエースに島田清己監督(62)は「エースの力投に尽きる」とエースの頑張りを称えた。期待に応えた同選手は最優秀選手賞に選ばれるなど二年連続優勝に大きく貢献した。
レッドアスレチックス 決勝で涙
レッドは初回、二死から3番・小泉太陽(6年)の左前が敵失を呼び二塁へ。続く4番・対馬 陸(6年)が、左越適時打で先制した。6点を追う四回には5番・高根稜真(6年)が、左越二塁打で好機を作ると7番・室 拓実(6年)、8番・柿田大輝(5年)と、つなぎ三走・高根が生還し、1点を返した。しかし五回、六回と得点を奪えず2-9で涙した。松山修造監督(68)は「力負けです」と唇をかんだ。
協力:札幌市少年軟式野球連盟