新琴似、7年ぶり日本選手権V 2投手リレーで余市に大勝
7年ぶり12度目の優勝を果たし、生嶋監督を胴上げする札幌新琴似ナイン
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◆第45回 日本選手権北海道大会 兼
第28回道新スポーツ杯夏季全道大会
▽決勝 札幌新琴似シニア16‐1余市シニア＝(24日・札幌麻生球場)
24日、札幌麻生球場で3位決定戦に続き決勝が行われ、札幌新琴似シニアと余市が対戦し、札幌新琴似が16‐1で余市に大勝し、7年ぶり12度目の優勝を飾った。また昨年新チーム結成以来、秋季大会、春季大会、日本選手権道予選と道内では負けなしの21連勝が続いている。今大会の上位3チーム(札幌新琴似、余市、札幌北)が、リトルシニアの夏の甲子園(日本選手権大会)で、道勢代表として8月3日から東京都で日本中の強豪チームと日本一を懸け戦う。尚、4位・岩見沢、5位・小樽、6位・函館港西は7月25日から愛知県名古屋市で行われる全国大会・林和男杯へ北海道代表として出場することも決まった。
◆決勝
余市
００１００００＝１
００⑩２２２×＝１６
札幌新琴似
(余) 綿路、藤田、石川、綿路－本間、関
(新) 山田、岡部－布施
▽二塁打：山田、岡部2、岸部(新)
新琴似・山田、岡部が投打で活躍 7年ぶり12度目の優勝
新琴似は0‐1と劣勢で迎えた三回、余市投手の制球難に乗じて一死満塁と好機から4番・山田翔太(3年・中の島ファイターズ出身)が、センターオーバーとなる走者一掃の3点適時打で先制するとこの一打が口火となり、8番・磯野竜斗(3年・稲穂ホークス出身)、9番・庄内憧人(3年・本郷イーグルス出身)、3番・金丸斗南(3年・札苗スターズ出身)らの適時打など打者16人で一挙10点と大量点。続く四回にも2番・岡部巧実(3年・篠路ビッグファイアーズ出身)の2点適時打で2点。さらに五回、六回とそれぞれ2点ずつ加点し試合を決めた。投げては先発・山田、六回から岡部と継投し、余市打線を1失点に抑え見事16‐1で大勝した。これで新チーム結成時の秋季全道大会から春季全道大会、さらに今大会の日本選手権北海道予選と三大会連続の負けなしの優勝を飾った。圧倒的な力を見せつける札幌新琴似シニア。勝ち星も21連勝と継続中だ！生嶋宏治監督(56)は「三回、いただいたチャンスに山田が期待に応えて打ってくれた。今年のチームは投手力もバランスが良い」と喜んだ。投打で活躍を見せた山田投手は「北海道初の優勝旗を持ち帰りたい」と意気込んだ。
次なる目標は全国の頂点と期待が高まる！
7年ぶり12度目の優勝を飾った札幌新琴似シニア
余市、先制するもまさかの大敗
初優勝を狙った余市は新琴似の前に大敗した。六回、七回と見せ場は作った。あと一本が出なかったが、諦めない姿勢で掴んだ二年連続日本選手権大会出場はやはり伝統の余市チームだ。櫻井 豊監督(62)は「昨年より力は無いが、全国大会まで切磋琢磨してチーム一丸で全国に挑みたい」と全国を見据えた。
協力：一般財団法人 日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟
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