北陽レッドが初優勝 九回タイブレークで石山アトムズ下す
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▼全道大会へ向けての意気込み
北陽レッドイーグルス⇒コチラ
石山アトムズ少年団⇒コチラ
◆TAIYOGROUP杯争奪第24回全道少年軟式野球選抜大会・石狩支部予選
▽決勝 北陽レッドイーグルス3‐2石山アトムズ少年団=(20日・太陽球場)
5年生以下による秋の全道大会石狩支部予選の準決勝2試合と、3位決定戦、決勝と4試合が20日、太陽球場で行われた。決勝のカードは、初の決勝進出に沸く北陽レッドイーグルス(千歳支部)と3年連続決勝進出となる石山アトムズ少年団(南区)との対戦。決勝は息詰まる投手戦の中、九回タイブレークの末、北陽が3‐2で石山を下し初優勝に輝いた。石狩支部初優勝を決めた宮越正希監督(45)は「出場するからには優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。3位にはエルムファイターズに決まった。
同大会の上位3チームが9月16~17日まで同球場で行われる全道大会へ出場する。
◆決勝
石山アトムズ少年団(南区)
000001001=2
100000002=3
北陽レッドイーグルス(千歳市)
(石)的場-島津
(北)竹田-板倉
▽二塁打:田畑(石)、竹田2(北)
◆3位決定戦
エルムファイターズ(白石区)6-0屯田ベアーズ(北区)
◆準決勝
石山アトムズ少年団(南区)8-2屯田ベアーズ(北区)
北陽レッドイーグルス(千歳市)3-2エルムファイターズ(白石区)
北陽レッドイーグルス、3度目の挑戦で初の全道出場!
北陽は過去2度、石狩支部予選に挑戦するもいずれも初戦敗退に終わった。3度目で挑んだ今大会。エースで四番の竹田伊吹投手を擁し、1回戦で北野リトルメッツ(清田区)を8‐1で下し、石狩支部初勝利を果たすと続く2回戦も西琴似パンダーズ(西区)を8‐1で退け、ベスト4入り。準決勝ではエルムファイターズ(白石区)との接戦を制し決勝進出。迎えた決勝は3年連続決勝進出となる名門・石山アトムズ少年団(南区)。
決勝は初回、四球を足がかりに二死二塁と好機から4番・竹田が、左中間を破る適時二塁打で1点先制。六回に1点献上し、七回終わって1‐1の同点。八回から一死満塁からのタイブレーク。八回は互いに攻め手を欠き無得点。九回、石山に内ゴロの間1点献上するも最少失点で切り抜けた。1点を追う九回裏、一死満塁。先頭はここまでノーヒットの3番・板倉 叶(5年)が、中前打で三走・栄田大翔(5年)に続き二走・佐々木輝琉(5年)が、果敢に本塁を狙うも石山の中堅守・三好唯斗(5年)の好返球もあり本塁でのクロスプレイは、間一髪タグアウト。しかし2‐2の同点とし、尚も二死一、二塁の好機から頼りになる4番・竹田が、1打席目同様に左中間を破る一打で二走・宮川遥斗(5年)が、三塁を回り、一気に本塁へ。劇的なサヨナラシーンとなった。竹田は「打席では来た球を振っただけ。打球を見て抜けてくれと祈りながら一塁まで走った」と額から汗を流しながら笑顔を見せた。投げては今大会キレのあるストレートと制球力を武器に今大会ナンバー1の呼び声が挙がった。全道大会での活躍に益々期待が高まる!
石山アトムズ、3度目の挑戦も決勝で涙
石山は1点を追う六回、一死から3番・田畑悠樹(5年)が、右中間を破る二塁打で好機を作ると次打者が凡退後、6番・長船大真(5年)が、ライト線に落ちる適時打で同点とした。九回タイブレーク末、涙するも紙一重の勝負に全道大会での活躍に期待が高まる!石山アトムズ少年団・成田耕一監督(46)は「敗れはしたが、先発した的場が良く投げてくれた。全道大会では初戦突破を目指します」と意気込んだ。
協力:北海道少年軟式野球連盟 石狩支部
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