道内高校、大学から8人がプロ志望届
日本高等学校野球連盟と全日本大学野球連盟は12日、プロ志望届提出者を締め切り道内高校、大学からは8人が『2017年度新人選手選択会議』=ドラフト指名を待つ。史上最多の高校通算111本塁打を誇る早実(西東京)の清宮幸太郎内野手が、プロ志望届を提出するなど今年のドラフトも話題に事欠かせない。また志望届を提出していない選手はドラフト会議でプロ球団から指名を受けられないのも人生の岐路がしっかりと見える。
道内関係者からは8人が名乗りを上げた。
高校生からは夏の甲子園に出場した北海高校の坂口皓亮投手(大阪・大正ボーイズ-三東ベアーズ出身)。同選手は甲子園で初戦敗退もMAX148km/hのストレートでネット裏をうならせた。
“道産子3人”を紹介!
北照高校の八和田恭希選手(小樽シニア-小樽幸ファイターズ出身)は、身長168㎝と小柄ながら一本足打法を駆使しパンチ力を武器に北照高の四番として活躍。少年野球時代はプロ野球12球団で行う「NPB12球団ジュニアトーナメント」に2011日ハムジュニアのメンバーとして日本一にも貢献した逸材。
◆2011日ハムジュニアメンバーはコチラ
帯広柏葉高校の伊藤雄大投手(帯広第一中学野球部-木野東ブルーサンダーズ出身)は、小中と軟式で心技体を磨き高校3年時には140km/hを越えるスピードボールを武器に十勝支部代表決定戦で白樺学園と対戦。9回完投し被安打3の1失点の好投。しかし打線の援護がなく涙した。管内きっての進学校だけにプロ志望届に驚きだ。
大学生からは道教育大岩見沢校の齋藤誠人捕手(札幌光星高-札幌北シニア-東ハリケーン出身)が、プロ志望届提出。右投・左打で179㎝、体重76㎏。少年野球時代はスポ少全国大会(札幌開催)に出場し、1回戦で長曾根ストロングス(近畿)と対戦し涙した。
10月26日、人生の岐路がそれぞれ決まる。
【日本高等学校野球連盟】
〇北照 八和田 恭希
北照高校-小樽シニア-小樽幸ファイターズ(2011日ハムジュニア)
内野手 右投右打 身長168㎝、体重70㎏
〇北海 阪口 皓亮
北海高校-大阪府・大正ボーイズ-大阪府・三東ベアーズ
投手 右投右打 身長186㎝、体重77㎏
〇帯広柏葉 伊藤 雄大
帯広柏陽高校-帯広第一中学校野球部-音更町・木野東ブルーサンダーズ出身
投手 身長185㎝、体重87㎏
【北海道学生野球連盟】
〇東京農業大学北海道オホーツク 宮本 誉士樹
熊本県・鎮西高校
投手 右投・右打 身長186㎝、体重79㎏
〇東京農業大学北海道オホーツク 周東 佑京
群馬県・東京農大二高校
内野手 右投・左打
【札幌学生野球連盟】
〇東海大学札幌キャンパス 馬目 知明
山形県・東海大山形高校
外野手 身長165㎝、63㎏
〇星槎道都大学 峯岸 宗大
東京都・正則学園高校
外野手 右投・右打
〇北海道教育大学岩見沢校 齊藤 誠人
札幌光星高校-札幌北シニア-東ハリケーン
捕手 右投・左打 身長179㎝、体重76㎏