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”けがだらけの人生”吹き飛ばす!立命館慶祥の工藤君

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「医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)が昨年3月、患者急増に対応するために開業した外来専用の「羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック」(同区青葉町11丁目)に通院し、リハビリに奮闘している姿を紹介する「院内で見つけたアスリート」の今回の登場者は立命館慶祥高3年(野球部)の工藤龍之介君。工藤君の”けがだらけの人生”は壮絶だ。中2の時の右ひざ半月板損傷に始まり、足首じん帯断裂、右肩損傷、右足首骨折と連続のけがに泣いてきた。それでも心は折れることなく、次へのステップを目指して野球力向上を図ろうと更なる上昇機運を追求する根性男。リハビリにも自然と力が入る毎日だ。




リハビリを終わって、ひとり超音波機を操り治療する工藤君




数々のけがにもめげず頑張る立命館慶祥高の工藤龍之介君

▽工藤 龍之介(立命館慶祥高3年、18=172センチ、65キロ、外野手)苫前・古丹別サンダース-札幌羊ヶ丘シニア(中学硬式)-立命館慶祥高野球部

野球は小学4年生から。全道大会にも何度か出場実績がある留萌管内の強豪チーム、古丹別サンダースに入り捕手などで活躍。足も速く、野球選手のために生まれてきたようなポテンシャルを持って、中学では硬式野球の札幌羊ヶ丘シニアに入団した。苫前町・古丹別から父親の送迎で片道3時間をかけて毎週、3年間を通いとおした。金曜の夜10時ごろに札幌着、土、日に練習(試合)してその夜に苫前町に帰る、その繰り返しで頑張った。サードで6番打者、チーム内の盗塁王(100m12秒3)にも輝いていた。「(シニア)中学野球が一番、印象に残っています」と工藤君。今夏、27度目の甲子園出場を決めた仙台育英高のエース、田中星流君(恵庭柏陽中出身)は羊ヶ丘シニアのチームメートだった。「一緒に過ごしたことが勉強になり、ものすごく誇りに思っています」-甲子園での仲間の活躍にエールをおくる。

仲間にも恵まれ、順風満帆のはずだった工藤君にけがの魔手が伸びてきたのは中学2年の時。右ひざの半月板損傷で手術体験の始まりで、それからは本人曰く”けがだらけの人生”になった。高1の後半、京都遠征で左足首じん帯断裂、今年に入って高2の2月、右肩損傷で手術、そのリハビリの通院中の6月に自転車で転倒して右足首を骨折してしまった。しかも甲子園メンバー発表の1週間前の出来事。何とも言えない不運だ。そして8月末には骨折した足首のボルトを抜く手術も控えている。

今はリハビリ、キャッチボール、超音波治療を続けながら1日も早い復帰を願っており、来月末のボルト抜き去りで歩行が可能になり今から楽しみにしている。そんな”けがだらけの人生”に陥ってる工藤君だが、暗さは全然ない。前向きにとらえ、更なる高みを目指している。「高校時代は悔いが残るので新たな挑戦を考えています」。大学野球に進むか、アメリカに野球留学するか、大きな目標2つをたて、今思案中だ。けがにめげるどころか新たな挑戦に挑む姿は素晴らしい。

3年間、苫前町から送迎してくれた父親への感謝の気持ちは、いつも心の中に大きな存在となっている。けがをしながらも挫折することなく野球を続けてきた結果、多くのことを学んできた。けがをしたプラスマイナスはどっち、との問いに迷わず「プラスの方が大きかった」と即答する工藤君。両親への恩返しのためにも、今後は野球と勉強に全力を尽くすと明言した。

(記者の目・中山武雄)工藤君のけがに対する前向きな姿勢、努力には敬服しました。明るく”けがだらけの人生”を語ってもらいましたが、めげない不屈の精神には、記者の方が勉強させられました。これだけの根性があれば、不可能なことはありません。目標に一直線に進むのみ、必ず成功します。頑張って下さい。

評判高い「医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」

「医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院」(札幌市厚別区青葉町3丁目)が昨年3月に外来患者専用のリハビリ施設「羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック」を近隣の同区青葉町11丁目に開業し2年目に入り、急増する患者により良い医療サービスを提供し対応している。施設内には野球規準に適合したリハビリ用のマウンドや最新のスポーツ鍛錬器具などを揃え、患者の早期復帰をサポートしている。

理事長の岡村健司医師は肩関節鏡視下手術7000例を超える実績を誇り全国トップクラス。当サイト・ストライクで連載した「野球肩って何?」(バックナンバー)は野球少年・少女、指導者や父母らの人気コーナーになった。また、リハビリを担当する理学療法士・作業療法士は90人を超えるスタッフが対応し、その大半が学生時代には野球、サッカー、スキー、テニス、バレーボールなどのアスリート経験者で、患者の気持ちをよく理解し、あるときは良き相談者になり、患者の心の支えにもなっている。

「野球肩って何?」(バックナンバー)

第1話「その原因」

第2話「投球フォームから」

第3話「どうして起こる」

第4話「症例の中から」

第5話「症例の中から」

第6話「不安定肩」

【受付・診療時間】

♦月~金 受付・午前の部:7:00~正午 午後の部:13:30~19:30(土曜16:30)

診療・午前の部:7:30~12:30 午後の部:13:30~20:00(土曜17:00)

♦休診日 日曜・祝日・年末年始

【予約・問い合わせ】

羊ヶ丘病院付属リハビリクリニック ☎011-351-0881

取材協力:医療法人社団 悠仁会 羊ヶ丘病院




ストライク発行人 大川

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新入団員(現 6 年生)へ向けた練習会のお知らせ

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監督  森岡 昂平
090-7654-6830
braveteens.30@outlook.jp



寒冷の候、小学校 6 年生の皆さんにとっては中学野球へ向けた準備が進んでいることと思います。

チームでは昨年秋から公開練習を実施し、たくさんの小学生の皆さんに練習参加をして頂きました。

既に入団を決め毎週の練習に参加してくれているチーム 11 期生も中にはいますが、チームとしての新入団員募集も今後も継続的に行いますが、ご案内としては時期的に最後になるかと思っています。

表題の通り、下記の日程で現小学校 6 年生の皆さんを対象として、練習会開催のご案内です。

チーム団員の中学生は、中学校で学年末テストがある関係でテスト休みとなる週末の為、練習は小学生のみとなります。

まだチーム選択を検討中のご家庭は、チームメイトになるかもしれない同級生との練習にぜひご参加を頂き、中学校野球の雰囲気を感じて頂ければと思っています。





<日 時>
2024 年 2 月 10 日 土曜日 9 時 ~ 11 時
2024 年 2 月 11 日 日曜日 8 時半 ~ 13 時半



<場 所>
札幌市北区 北陽小学校 体育館


<持ち物>
野球道具、上靴、着替え等、防寒着、その他それぞれ必要なもの
格 好 ユニフォームでも、動きやすい格好でも、何でも構いません(暖かい格好準備)


<申込先>
(監督) 090-7654-6830 braveteens.30@outlook.jp


チーム LINE 公式アカウント


※ 集合時間は、それぞれ上記に書かれている時間となります。(30 分前集合はありません)

※ 土曜日、日曜日のどちらか、両日の参加、参加時間帯も自由となります。

※ 日曜日の参加の場合、おにぎりを 1 個から 2 個、持参をお願いします。

※ セキュリティの関係ですべてカギが掛かっていますので、練習参加は申込みをお願いします。

練習途中からの参加、途中退出がある場合は、必ず連絡をお願い致します。
(当日、急きょ練習に来られ連絡を頂いても、練習中で気付かず開けられない場合があります)

最後に、チームは現在、中学生32名で活動をし、第 11 期生の小学校 6 年生も入団が決まっている選手を中心に中学生と共に練習をしています。

ぜひ野球好きの入団者をお待ちしています。
以上
中学硬式野球クラブチーム
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【札幌中央リトルシニア球団】

1972年の結成以来、数多くの卒団生を送り出し、歴史と伝統のある球団です。
同一敷地内に専用球場と屋内ブルペン、室内練習施設も完備され
選手たちはもちろん指導者並びに保護者が一丸となり『心を一つに』頑張っています。


今回は絶賛入団募集にともない、体験会のご案内です!

硬式野球に興味がある!気になる!
そう思っている小学6年生の皆さん!札幌中央野球を是非体験しに来てください。
女子野球選手も大募集!現在2名の女子選手が活躍しています!


1.10月30日(日)午前・午後
2.11月 6日(日)午前・午後
3.11月13日(日)午前・午後


*各日とも30名ほどの参加者にて実施いたします。
8:30~16:00 (半日でもOK。)事前にお申し込みください。
持物:所属球団ユニフォーム着用、軟式グラブ、スパイク、飲み物、終日参加の場合昼食をご準備ください。
その他:グラウンド到着時検温を実施しています。ご協力をお願いします。


*体験会中参加者は傷害保険に加入していないことをご了承ください。
監督、コーチは選手の安全には細心の注意をはらいますが、100%事故が無いとは限りません。
体験会中の事故につきましては、保険の適応が無いことをご了承ください。
尚、お子様だけでのご参加はご遠慮ください。


体験会日程以外でもチーム練習体験は随時受付していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは下記までお電話ください。

【お問い合わせ先】
 ■父母会会長 佐藤(TEL 080-1981-6609)
 ■事務局   山田(TEL 090-7059-4180)






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