帯広・南町中、七回サヨナラで2回戦進出!

七回、サヨナラ決勝打を放つ有澤、三走・大久保、捕手・上野
◆第10回全日本少年春季軟式野球大会 兼 北海道中学校軟式野球選抜選手権大会
▽1回戦・帯広市立南町中学校1-0苫小牧市立青翔中学校=(6日、砂川市営球場)
帯広南町中、有澤七回サヨナラ打で決着!
0-0で迎えた七回裏、二死満塁の好機で1番・有澤 蓮(1年・稲田タイガース出身)が、センターヘサヨナラ打を放ち帯広市立南町中学校が1-0で苫小牧市立青翔中学校を下し、息詰まる投手戦をサヨナラで決着をつけ同校は、2回戦進出を決めた。
羽石浩之監督(42)は「選手たちは、昨年同様に全国の舞台に立ちたいと言う思いでやっている。次も一戦、一戦しっかり戦っていくだけ」と二年連続全国大会への思いを語った。
同校は7日、2回戦で北空知支部代表の滝川市立江陵中学校と対戦する。

2回戦進出を果たした帯広市立南町中学校
◆1回戦
苫小牧市立青翔中学校
0000000=0
0000001=1
帯広市立南町中学校
(苫)新-上野
(帯)奥野-有澤
▽三塁打:棚橋(苫)
▽二塁打:八木(苫)、山村2、江本(帯)
<ヒーローインタビュー>
決勝サヨナラ打を放った有澤は「とにかく振り切って自分で決めようと思い打席に入った。打った瞬間、抜けたのが分かった。明日も役割をしっかり確認し合い、みんなでつないで勝ちにいきます」と喜んだ。
先発した奥野翔真投手(2年・豊成ファイターズ出身)は「あまい球は打たれるので緩急を上手に使うことを意識して投げた。明日は勝てばダブルヘッダー、チームに勢いと良い雰囲気を与えたい。一戦、一戦大事に戦います」と次戦を見据える目はしっかりと全国を射程圏に入れていた。
青翔中、七回表好機つくるも涙
青翔中は七回、5番・八木臣悟(1年)、7番・渡辺瑞生(2年・拓勇ファイターズ)らが安打で二死一、三塁の勝ち越し機をつくるも後続が倒れ涙した。