東札幌ジャイアンツ、11年ぶり2度目の優勝 準V羊ヶ丘ブルースターズ

優勝を決めた瞬間の東札幌の選手たち=4日、太陽球場
◆毎日旗争奪第9回北ガスフレアスト杯争奪 兼 第41回少年軟式野球札幌選抜大会
▽決勝 東札幌ジャイアンツ13-6羊ヶ丘ブルースターズ=(4日・太陽A球場)
春の札幌一を決める第41回少年軟式野球札幌選抜大会(毎日新聞社、札幌市少年軟式野球連盟主催)は最終日の4日、札幌市の太陽球場で準決勝2試合と決勝が行われ、決勝は東札幌ジャイアンツ(白石区)と羊ヶ丘ブルースターズ(豊平区)が対戦し、東札幌五回コールドゲームの13-6で11年ぶり2度目の優勝を飾った。
3位に藻岩ライオンズ(南区)と東雲ファイターズ(東区)。
最優秀選手賞には田村颯丈郎投手(6年・東札幌ジャイアンツ)が輝いた。
<速報記事はコチラ>
◇【速報】決勝・羊ヶ丘ブルースターズ×東札幌ジャイアンツ<札幌選抜>
◇【速報】準決勝・羊ヶ丘ブルースターズ×東雲ファイターズ<札幌選抜>

初回、レフト柵越え3ラン本塁打を放ち最優秀選手賞に選ばれた田村選手
東札幌ジャイアンツ、打撃戦制し春の札幌一!
東札幌ジャイアンツは4-5と1点を追う三回、先頭の5番・宇佐見 琉(6年)が、センターオーバーとなる三塁打で好機を作ると
続く6番・泉 悠太(6年)もセンターオーバータイムリー二塁打で同点。
さらに7番・松本侃太(6年)の内ゴロと二盗で無死二、三塁好機を広げると続く8番・佐賀水輝(3年)の内ゴロの間、三走・泉が生還しこの回2点を奪い逆転に成功。
結果これが決勝点となった。
四回には4番・中原 快(6年)、5番・宇佐見、7番・松本らのタイムリーなどで一挙4点と突き放した。
五回にも3点とダメを押した。
投げては先発の中原投手に二回途中から代わった中田夢希投手(6年)が強打・羊ヶ丘打線に対し、3回2/3を2安打1四球の内容で0に抑え勝利へ大きく導いた。
また最優秀選手賞に選ばれた3番・田村は初回、敵失と内安の走者を二、三塁に置きレフト柵越えとなる3ラン本塁打でチームに勢いと自信をもたらした。

中田投手(東札幌)
<5番・宇佐見の活躍が光った!>
初回、敵失で出塁すると第二、第三打席で連続三塁打。
第四打席でセンター前と全打席出塁の4打数3安打3打点と大活躍に輝いた。
<大玉監督の話>
大玉初夫監督(74)は「みんな良く打った。宇佐見もやっと良くなってきた。投手陣は疲れもあって3回戦以降は継投でしのいだ。守りにまだまだ課題が残るが全道大会を目指し頑張ります」と笑顔で振り返った。

11年ぶり2度目の優勝を飾った東札幌ジャイアンツ

優勝の東札幌ジャイアンツ
準優勝・羊ヶ丘ブルースターズ
羊ヶ丘ブルースターズは東札幌に対し初回、田村の3ラン本塁打などで4点献上するもその裏、一死から2番・小笠原紀一(6年)が死球と二盗で好機を作ると3番・清水寛人(6年)が期待に応えレフトオーバーとなるタイムリー二塁打。
続く4番・野崎太陽(6年)もライト前でつなぐと5番・坂東幸侑(6年)の外野飛球が敵失を誘い三走・清水が生還し2点目。
続く6番・野里悠貴(5年)が、レフト前2点タイムリーを放ち4点奪って同点。
さらに敵失の間、野里も生還し一挙5点を奪って逆転した。
二回には2番・小笠原のタイムリー二塁打で加点。
羊ヶ丘主導になるかに見えたが、二回途中から代わった中田投手の低めのボールに凡打を繰り返し、三回以降0を重ね逆転を許し涙した。
飛瀬弘幸監督(49)は「この3日間、選手たちは頑張ってくれたと思います。次の目標はやっぱり夏の札幌一を目指して頑張ります」と悔しさが残る中、次の目標を明確に答えてくれた。

準優勝の羊ヶ丘ブルースターズ

準優勝の羊ヶ丘ブルースターズ
<表彰選手>
〇最優秀選手賞:田村颯丈郎(東札幌ジャイアンツ)
〇優秀選手賞:野崎太陽(羊ヶ丘ブルースターズ)
〇敢闘賞:佐藤佑磨(藻岩ライオンズ)
〇敢闘賞:瀧口大智(東雲ファイターズ)

3位の藻岩ライオンズ

3位の藻岩ライオンズ

3位の東雲ファイターズ

3位の東雲ファイターズ
次こそは咲かせてください勝利の華を!