国際情報、延長サヨナラで4強入り

サヨナラ打を放つ久保田(中央)=(写真・30日付、道新スポーツより)
◆第58回春季全道高校野球
▽準々決勝・札幌国際情報3-2札幌光星(延長十回)=(29日、札幌円山)
国際情報は1-2と1点リードで迎えた土壇場九回、先頭の3番・原田 航介(2年・日高シニア-様似野球スポーツ少年団出身)が、ライト前で出塁すると4番・秋田 真(2年・日高シニア-静内ホワイト☆スターズ出身)が、バントヒット。
続く5番・久保田 廉太朗(2年・日高シニア-荻伏野球スポーツ少年団出身)も三塁前のバントヒットとなり、たちまち無死満塁。
次打者倒れ7番・原田 拓夢(3年・屯田北中野球部-ポルテ札幌出身)が、センター前タイムリーで同点とした。
国際情報は2-2の同点で迎えた十回、先頭の1番・冨樫晋士(3年・札幌東BBC(ポニー)-栄北ナインスターズ出身)が、内安を切り口に2番・市橋 武大(3年・札幌西シニア-手稲ヤングスターズ出身)が四球。
3番・原田が犠打で一死二、三塁のサヨナラ好機つくると、続く4番・秋田が四球で満塁。
ここで5番・久保田が値千金のセンター前サヨナラタイムリーとなり強豪・札幌光星を下し、4強入りを果たした。
同校は1日、準決勝で苫小牧工業と釧路湖陵の勝者と対戦する。
公立校の躍進が続く!
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▽2回戦
札幌光星
0000020000=2
0000010011=3
札幌国際情報
(光)真下-近藤伸、中田(10回)
(国)原田航 – 久保田
札幌光星は六回、一死から1番・辻 健志(3年・北広島シニア-緑丘ホーマーズ出身)が内安を足掛かりに2番・近藤 尚矢(3年・札幌南シニア-中の島ファイターズ出身)が、敵失で出塁し無死一、二塁。
続く3番・野呂 和生(3年・札幌真駒内シニア-D.Dエンジェルス出身)は強行策でレフト前を放つと二走・辻が生還し、1点先制。
さらに4番・近藤 昇真(3年・札幌中央シニア-篠路ビッグファイアーズ出身)が、ライト前でつなぎ一死満塁。
次打者倒れ二死満塁から6番・髙杉 大斗(3年・札幌新琴似シニア出身)が、死球で押し出しとなりこの回2点を奪った。
しかしその後は国際情報の先発・原田投手を打ちあぐね延長の末2-3で涙した。
札幌光星、最後の夏にかける!