苫工、13-3大勝で4強入り

三上謙(苫工)=(写真・31日付、北海道新聞より)
◆第58回春季全道高校野球
▽準々決勝・苫小牧工業13-3釧路湖陵(六回コールドゲーム)=(30日、札幌円山)
苫工は1-1の同点で迎えた三回、3四球に乗じて二死満塁から3番・畠山 祐大(2年・安平早来中野球部-早来メッツ出身)が、押し出し四球で1点。
さらに続く4番・三上 謙人(3年・白老白翔中野球部-白老荻野フラップ出身)が、レフトへ満塁本塁打を放ちこの回一挙5点を奪った。
結果これが決勝点となった。
続く四回には2番・波多 悠汰(2年・白老白翔中野球部-白老スポーツ少年団出身)、3番・畠山 、4番・三上の連続タイムリーで4点。
その後も毎回、得点を重ね13-3の六回コールドゲームで釧路を下した。
投げては先発の松本凛大投手(3年・沼ノ端中野球部-沼ノ端ジェッツ出身)が、六回3失点の完投で勝利した。
同校の優勝は23年前の1996年まで遡る。
今年、4度目の優勝を目指す!
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▽準々決勝
釧路湖陵
100200=3
054112=13
苫小牧工業
(六回コールドゲーム)
(釧)佐澤、中村(2回)、鹿野(3回)、森下(6回) – 齋藤
(苫)松本 – 三上謙
▽本塁打:三上(苫)
▽二塁打:加藤(釧)、 小幡、畠山、小幡(苫)
釧路は初回、2四球に乗じて二死一、二塁から5番・更科 夕稀(3年・釧路鳥取西中野球部―鶴野ファイターズ出身)が、レフト前を放ち二走・齋藤 叡佑(3年・釧路北中野球部―中央ブルーファイターズ出身)が生還し1点先制。
8点を追う四回には二死から5番・更科がセンター前。
続く6番・加藤 広大(3年・標茶中野球部―標茶ジャイアンツ出身)が、レフト線を破るタイムリー二塁打で1点。
さらに7番・古川 敢太(3年・釧路青陵中野球部―釧路イーストベアーズ出身)が、レフト前を放つと二走・加藤が生還しこの回2点目で6点差とするも四回以降も失点を許し涙した。