苫・苫決勝!ウォッチ!

札幌円山球場
令和・初代王者決定戦!
苫・苫決勝!ウォッチ!
令和の初代王者を決める高校野球~春季全道の決勝戦が明日(6/2)午前10時より行われる。
天候に恵まれ、予定通りに進んだ春の全道。
札幌大谷、札幌第一と、センバツ甲子園組も予想通りの闘いを見せてくれたが、組合せの妙もあり、決勝は苫小牧市内校同士の対戦に。
言わずと知れてる駒大苫小牧だが、対する苫小牧工業は23年振りの決勝進出。
OBの平山監督が指揮を執る母校を応援すべく、OBも多数円山球場に集結するだろう。
いつかみた室蘭支部同士の決勝だが、他にも支部には強豪が。
伝統の守備力+パワフルなオフェンスも手に入れようとしている北海道栄。
甲子園出場OBの鬼海監督が指揮を執る鵡川。
全中優勝投手の活躍が期待される苫小牧中央。
投手力抜群の室蘭大谷、と、駒苫と苫工以外にも強豪校が目白押しで、夏の予選観戦は苫小牧で決まり!?な感じも。
今日の準決勝2試合は、どちらも札幌vs苫小牧。1枠の支部は全て消え、2枠の室蘭支部が粘り強く闘い、苫・苫決戦が実現する。
駒苫の全国制覇時や、かつての苫工、苫東、道日大、室蘭大谷の4強時代もレベルが高かった室蘭支部。
社会人野球が苫小牧、白老、室蘭に存在し、しのぎを削っていたあの時代。あの時代をもう一度、的な想いと、101回目を迎える夏に向け、室蘭支部がまた熱くなりそうだ。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日本中学生野球連盟北海道支部/副会長