ベスト4決まる!富良野東、別保、三笠、緑苑台
第37回ホクレン旗北海道少年軟式野球選手権大会の3回戦(準々決勝)4試合が4日、札幌市麻生球場で行われベスト4が出揃った。
4日に行われた4試合は下記の通りだ。
<5日試合予定>
◆準決勝(①9時、②10時半)
①富良野東ドングリーズ(上川)×別保イーグルス(釧路)
②三笠スピリッツ(空知)×緑苑台ファイターズJr.(石狩)
◆決勝(13時予定)
①の勝者×②の勝者
緑苑台、初出場でベスト4入り!
第4試合に行われた緑苑台ファイターズJr.(石狩)が1点を追う五回、四球の走者に乗じて一死二塁から9番・菅野太心(5年)の内ゴロが敵失を誘い二走・川辺海稀(6年)に代わって代走の畑山遼斗(5年)が、一気にホームへ生還し同点。
尚も打者走者の菅野太が二進。
続く1番・大滝彪悟(6年)が内安でつなぎ一死一、三塁。
さらに一走・大滝が二盗を決め二、三塁と好機が広げた。
ここで2番・鈴木礼二(6年)が、期待に応えセンター前に放つと三走・菅野太に続き二走・大滝も生還しこの回一挙3点を奪って逆転した。
先発の石川 宗投手(6年)は、大会規定の最終回となった六回を三人でピシャリと抑え緑苑台が見事逆転でベスト4入りを果たした。
殊勲打の鈴木は「打った瞬間、抜けたと思った。二塁ランナーの大滝は足が速いので還ってきてくれると思っていた。勝ててうれしい。明日は1度負けている相手なのでリベンジしたい」とリベンジに燃えていた。
菅野昌毅監督(44)は「選手は1点先制されるもよく頑張ってくれた。また2番の鈴木が良いところで打ってくれた」と殊勲打の鈴木や選手たちの頑張りを称えた。
髙井大輔主将(6年)は「次の相手も強いと思いますが高野山旗でケガで出場できなくチームに迷惑をかけた。その分、明日は頑張る」と準決勝に向けて意欲を見せた。
同選手は今大会前、和歌山県高野町で行われた高野山旗全国学童野球大会へ北海道代表として出場するも腰のケガで出場することができず涙をのんでいた。
栄ドルフィンズ、あと一歩で涙
栄は0-0で迎えた四回、先頭の2番・新沼怜也(6年)が、四球とボークで二進。
3番・齋藤栄真(6年)が、手堅く犠打で一死三塁と好機を作ると相手バッテリーミスから三走・新沼が生還し1点先制した。
しかしその後、追加点を奪えずなんとかこの1点で守り抜きたい栄だったが六回に緑苑台打線につかまり3点献上。
あと一歩のところで涙した。
協力:北海道少年軟式野球連盟