FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12
東16丁目フリッパーズ、2年ぶり3度目V 準V深川ヤングスターズ
北海道全域から約611チームが参加し、各支部予選を勝ち抜いた19チームが2019FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U12(北海道日本ハムファイターズ/主催)に出場。
大会は8月14~17日に札幌ドームで行われ、決勝では東16丁目フリッパーズ(特別枠)が深川ヤングスターズ(空知)を8-4で下して2年ぶり3度目の優勝を果たした。
東雲ファイターズ(札幌)と釧路ゴールデンモンキーズBBC(釧路)は3位となった。
参加チームは北海道内各支部16チーム(札幌支部2チーム)、前年度優勝支部枠1チーム、特別枠1チーム、北海道野球競技会推薦枠1チームの計19チーム。
◆決勝のイニングスコアはコチラ
強打炸裂「フリッパーズ」2年ぶり3度目全道V
東16丁目は3-3の同点で迎えた三回裏、先頭の2番・吉村 斗(5年)が、右中間を破る二塁打で好機作ると3番・中田壮謙(6年)が、センター前でつなぎ無死一、三塁。
次打者が四球を選び満塁から5番・半田 悠(6年)が、レフトオーバーとなる2点タイムリーを放ち5-3と勝ち越した。
結果この5点目が決勝点となった。
5-4と1点差に迫られた六回、2番・吉村、3番・中田のタイムリーなどで一挙3点を奪い8-4と突き放した。
投げては先発の吉村投手から三回にリリーフ登板した半田投手が七回まで投げ切り勝利した。
またこの日、先発した<注目選手>の吉村投手は打つ方でも4打数4安打と大活躍を見せ存在感を見せていた。
笹谷武志監督(40)は「深川さん良いチームですね!基本に忠実でバッティングではアウトコースを打つのが上手い。この優勝の勢いで全国でも戦います」と優勝決定後、東京都で行われる全日本学童全国大会に向かった。
最優秀選手賞に半田選手
半田投手は「プロと同じ場所で投げれたことがうれしかった。今大会でピッチングも良くなっていった」と試合後、満足そうに笑顔を見せた。
半田投手は14日に行われた初戦の1回戦・緑苑台ファイターズジュニア戦で1イニング、16日の準決勝・東雲ファイターズ戦では七回2失点の完投と確実に力をつけ今大会を通じて自信を深めた選手の一人。
〇半田 悠(はんだ ゆう)
東16丁目フリッパーズ・投手 兼 内野手
小学生ながら171センチの長身から投げ下ろすストレートが最大の武器。
今後の活躍にも注目です。
野球を始めたキッカケは当時、憧れだった日本ハムのダルビッシュ有投手を見て始めた。
右投げ、右打ち。
171センチ、57キロ。
深川ヤングスターズ、決勝で涙
深川は3点を追う三回、一死満塁の好機から内ゴロで1点。
さらに3番・鈴木晴人(6年)のライト前が、タイムリーとなり三走・加藤太芽(5年)、二走・田口蒼斗(6年)が生還し一時同点とした。
再び2点を追う六回、一死一、三塁の好機から7番・藤原匠平(6年)が、ライト前タイムリーを放ち1点差に迫ったがその裏、3点献上。
七回、二死一、三塁と好機作るも最後は力尽き涙した。
細井 達監督(40)は「何とか喰らいついていこうと戦いましたが、打力が凄かった。ここまで戦えて満足です」と爽やかに球場を後にした。
優秀選手賞には<注目選手>の田口蒼斗選手が選ばれた。