どさんこ金丸、浦和学院主将として
関東の強豪・浦和学院(埼玉県)の主将として金丸斗南君(高3・札幌新琴似シニア出身)が、チームをけん引。
レベルの高い関東の野球を目指し同選手は3年前、北海道を発った。
埼玉県には浦学の他にも沢山の強豪校がしのぎを削る激戦区。
花咲徳栄、春日部共栄、山村学園、聖望学園と私立。
公立でも大宮東、上尾、川口などがある。
昨秋の浦学は秋季埼玉県大会・準決勝で優勝した花咲徳栄と対戦し、惜しくも1-2で敗れ関東大会進出を逃していた。
(※例年埼玉県上位2チームが関東大会進出)
同選手は1年秋にすぐに頭角を現し、ベンチ入りを果たす。
しかしケガや病気に苦しんだ。
高3最後の夏に挑む!
どさんこの頑張りを遠く北海道から応援する!
〇金丸 斗南(かなまる となみ)
札幌市生まれ 出生時3,140g。
高校3年
小学1年から札幌市東区の野球少年団・札苗スターズで野球を始める。
学童時代は6年時に札幌選手権大会(市内大会)3位が最高。
小学6年12月にはNPB12球団ジュニアトーナメントに出場した日本ハムジュニアにも選ばれ、準優勝に貢献した。
中学では名門・札幌新琴似リトルシニアへ進み、2年秋からは新チームの主将として100人近い部員を束ねた。
中学3年時は北海道予選を制し、日本選手権大会へ出場し、全国ベスト8と活躍した。
高校は関東の名門・浦和学院へ進学。
1年から頭角を現し、秋季大会に初のベンチ入りを果たした。
しかし同年11月、肩関節脱臼の手術を行い復帰は翌年3月となった。
待ちに待った球春だったが今度は高2の4月に、蜂窩織炎(ほうかしきえん)にかかり入院。
復帰できたのは5月下旬位となった。
同年7月、埼玉県大会4回戦で涙し、新チーム結成から主将を任命された。
秋は主に7番・レフト兼一塁手として出場。
右投げ、右打ち。
180センチ、82キロ。
家族は母沙織さんと2人。
<蜂窩織炎とは>
皮膚の病気である。蜂巣炎(ほうそうえん)とも呼ばれている。
皮膚とその下にある皮下脂肪にかけて、細菌が入り込んで、感染する皮膚の感染症である。
蜂窩織炎になると、皮膚が赤く腫れて、蚊に刺されたような赤い点々が広がり患部を押すと痛みを感じるようになる。
▽インタビュー動画(中学時代)