FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12
屯田ベアーズ、開幕ゲーム飾る!

1回戦勝利した屯田ベアーズ
2020FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-12
日程:9月22、26、27、10月10日
会場:札幌ドーム
屯田ベアーズ、2回戦進出!
屯田は2-1と1点リードで迎えた二回、二死から8番・渡辺知晃(5年)のレフト前と9番・本山聖人(5年)の四球を足がかりに二、三塁とチャンスを作ると1番・森岡葵都(6年)、2番・津川迅太らの内安でこの回3点を奪い突き放した。
結果これが決勝点。
五回には先頭の2番・津川がライトオーバーとなる三塁打でチャンスを作ると続く3番・本山悠人(5年)が、期待に応えセンター前タイムリーで加点した。
投げては先発・羽賀大登投手(6年)が、六回2/3を1失点の好投。
あとアウト1つを残して津川がマウンドへ。
しかし替わった津川が先頭に四球のあと、3番・岡 朔空(6年)にレフト柵越えとなるツーランホームランを浴び3点差と迫られた。
落ち着きを取り戻した津川は後続を抑え屯田が6-3で逃げ切った。
同チームは26日、2回戦で釧路アクアガールズと8強入りを懸け戦う。
次戦、女子チームとの対戦が決まった小林 太監督(51)は「うちにも札幌ダイヤモンドガールズの主力として活躍する山本恵愛(6年)が、いるので出場させます」と対戦を楽しみにしていた。
◆1回戦
屯田ベアーズ(札幌)6-3緑苑台ファイターズジュニア(石狩)
緑苑台ファイターズジュニア(石狩)
010002=3
23001x=6
屯田ベアーズ(札幌)
(緑)岡、菅野莉(4回)-上野
(屯)羽賀、津川(6回)-伴
▽本塁打:岡(緑)
▽三塁打:津川(屯)
▽二塁打:伊吹香(緑)
<発行人>
屯田が初回、二回とまだ浮足だつ緑苑台ナインに対して足を絡めた攻撃で先制に成功したことが勝因と言える。
次戦、釧路アクアガールズ戦には普段、控えに回ることの多い女子選手山本さんの出場が現実味を帯びている。
出場の場合、投手としての起用が濃厚だ。
全日本学童・札幌支部予選、1回戦・菊水ジャガーズ戦、2回戦・篠路BFジュニア戦に投手として登板実績があるからだ。
右投げでコントロール良くゲームを作れる投手だ。
2つ上の兄・晴輝さん(屯田北中・2年)は屯田ベアーズのOB。当時、札幌選抜、札幌選手権大会の春夏連覇!
さらにスタルヒン杯全道ベスト8に貢献したメンバーの一人。
現在屯田北中野球部・新チームのエースとして活躍中だ。
兄に続けとばかりに先発、中継ぎとまだわからないがしっかりとチームのためにキャッチャーのミット目掛けて腕を振る。
緑苑台打線も鋭い振りで応戦
2点を追う二回、先頭の4番・鳥海 暖(6年)のレフト後方の飛球に対して屯田・渡辺のファイプレーで阻まれたのは大きい。
しかし敵失から二進のチャンスをもらうと6番・伊吹香輝(6年)がレフトオーバータイムリーで1点。
さらに緑苑台は1-6と5点を追う六回、二死一塁から3番・岡の意地のツーランは見事だった。
同チームは22日に開幕を迎える全日本学童南大会へ石狩支部代表として出場する。
初戦の1回戦で、豊浦シーガルス(西胆振)と対戦する。
次こそは咲かせてください勝利の華を!

1回戦に挑戦した緑苑台ファイターズジュニア

岡投手(緑苑台ファイターズJr.)

先制のホームを踏む津川(屯田ベアーズ)

写真左から屯田ベアーズ、緑苑台ファイターズジュニア

緑苑台ファイターズJr.先発オーダー

屯田ベアーズ先発オーダー

ウォーミングアップの屯田ベアーズ

ベンチ前の緑苑台ファイターズジュニア