2020札幌選抜、後志選抜に連勝<9.27レポート>

ベンチ前で渡辺監督の話を聞く札幌選抜ナイン
苫小牧市で行われるEZO BATTLEを目指す2020札幌選抜は27日、札幌スタジアムで後志選抜と初の対外試合を2試合行い、投手陣の頑張りもあり2連勝。
この日は主戦が予想されるFBC-U12出場の淺野広喜投手(東16丁目フリッパーズ)の登板は回避されるも第一試合で大塚橙吾投手(稲穂ホークス)、第二試合で源光雄仁投手(伏古わんぱくボーイズ)が見事なピッチングを披露して見せた。
大塚は角度のあるストレートを武器にエース格に名乗りを挙げる。
源光雄はキレのあるストレートと緩急織り交ぜ打者を翻弄して見せた。
他にも武藤隆至(東ハリケーン)、菅原歩夢(東ハリケーン)、 千葉心翔(稲穂ホークス)、森岡葵都(屯田ベアーズ)らも持ち味を遺憾なく発揮してみせた。
投手陣の危なげないピッチングに一定の手ごたえを掴んだ。
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札幌選抜VS後志選抜=27日、札幌スタジアム

札幌選抜VS後志選抜=27日、札幌スタジアム

札幌選抜VS後志選抜=27日、札幌スタジアム
◇第一試合
札幌選抜
1020001=4
0000000=0
後志選抜
(札)大塚、武藤、菅原―吉田、中谷
(後)外村、中島、新岡-一戸
▽本塁打:丹場(札)
▽二塁打:菅原(札)
安打数 札幌7 後志3
◇第二試合
後志選抜
0000000=0
000002x=2
札幌選抜
(後)中谷、村木、新岡―一戸、中島
(札)源光雄、千葉、森岡、大塚―源光陽、吉田
▽三塁打:淺野(札)
安打数 札幌6 後志3

写真左から札幌選抜、後志選抜
▽渡辺 敦監督コメント(札幌選抜)
マック・FBC・市長杯本大会など各自が大変多忙の中、何とか集まって前日(9/26)に練習を行った。
最低限の決め事や方向性を徹底し、この日初めての練習試合にのぞみました。
今年の選手たちは思っていたよりサインなどの理解は早かったものの、まだまだ細かい点は個人の能力や経験任せとなっている感じで
これからの1か月でどこまで詰めていけるかという状況です。
守りに関してはそれなりにやっていけるかなと思いますが、攻撃に関してはこのような広い球場で深く守られた時や各地方のエース級の投手が来た時にどうやって打開していくかということを強く徹底していく必要があると感じました。
相手のミス待ちやこちらの安打待ちでは厳しい展開になるのは至極当たり前のことなので、自力でどうやって打開していくかの意識づけや取り組みが不可欠です。
ただ能力のある子たちが多い分、意外と自分のスタイルに固執するケースも例年散見されます。
別に自分のスタイルは変えなくてもいいですが、状況や場面に応じて応用できるかどうか、または個人という点ではなく、チームという線として繋げていけるか。
今年に限ったことではありませんが、この点が大会を勝ちぬくカギとなってきそうなので、この辺りをしっかり徹底したいと思います。

ベンチ前の札幌選抜

指導者(写真左から徳永コーチ、成田コーチ、渡辺監督)
協力:2020札幌選抜チーム