【動画付】新旧対決『20VS19』1勝1敗の五分

2020日本ハムジュニア
年末に行われる「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2020」(12月29日開幕、明治神宮野球場および横浜スタジアム)に向けて北海道日本ハムジュニアが19日、東区の屋内練習場で昨年の2019ジュニアと新旧交流戦を行った。
交流戦は2戦行い、1勝1敗の五分の戦いを見せるなど調整は順調だ。
第一試合は2019ジュニアの前に1-3と敗れるも昼食後、挑んだ2戦目では主戦が予想される野畑直裕(神居野球少年団・6年)、中倉悠生(恵み野ロイヤルズ・6年)、佐藤 蕾(清里ジャガーズ・6年)の完封リレーで1-0で勝利した。
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第一試合を戦い終えて日本ハムジュニア・須永 英輝監督(35)は「菅原は立ち上がり力が入り投げ急ぎ制球を乱す場面があったが回を追うごとに自分のリズムを取り戻せたのは収穫。攻撃では西村投手の130キロオーバーのスピードボールを16Mから見れただけでもイメージトレーニングができた。大会まであと10日、しっかり心と身体の準備を整え万全で優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。

菅原投手(2020日本ハムジュニア)

豊田投手(2020日本ハムジュニア)

吉川投手(2020日本ハム)

西村投手(2019日本ハムジュニア)

滝口投手(2019日本ハムジュニア)
◆第一試合
(2020ジュニア)
000001=1
20010x=3
(2019ジュニア)
(20)菅原、豊田(4回)、吉川(5回)-三澤
(19)西村、瀧口(5回)-藤根
<先攻め・2020先発オーダー>
①小野 サード
②桜田 センター
③菅原 ピッチャー
④佐藤 レフト
⑤三澤 キャッチャー
⑥八城 ファースト
⑦豊田 ショート
⑧中倉 ライト
⑨温泉 セカンド

2020日本ハムジュニア
<後攻め・2019先発オーダー>
※2019は守備は9人攻撃は参加13人全員が攻撃を行った。
①伊藤 ショート
②矢吹
③藤根 キャッチャー
④西村 ピッチャー
⑤瀧口 ファースト
⑥齋藤 サード
⑦林 レフト
⑧本田 セカンド
⑨武藤 ライト
⑩五日市
⑪櫻井
⑫飯泉
⑬田村 センター

2019日本ハムジュニア
中谷主将、決勝打放つ!
2020日本ハムは0-0で迎えた四回、二死満塁で7番・中谷隼斗主将(篠路ライオンズ・6年)が、レフトオーバーを放つと三走・吉川が生還し1点を奪った。
中谷主将は「打ったコースはアウトコース高め。シンプルに自分が行ける!と思ったボールを思いきって振りに行こうと思ってました。大会に向けてチーム1人1人の意識が高まっています。大会では、今までやってきたことを信じてプレーをし、特に最初の入りを大事にして目標は優勝しかないです」と力を込める。

決勝打を放つ中谷主将(写真・チーム提供)
◆第二試合
(2019ジュニア)
0000000=0
000100x=1
(2020ジュニア)
(19)五日市、矢吹(4回)、西村(5回)、藤根(6回)-櫻井
(20)野畑、中倉(4回)、佐藤(6回)-中谷
<先攻め・2019先発オーダー>
①櫻井
②飯泉
③田村 サード
④伊藤 キャッチャー
⑤矢吹 ライト
⑥藤根 レフト
⑦西村 ショート
⑧瀧口 ファースト
⑨齋藤
⑩林 センター
⑪本田 セカンド
⑫武藤
⑬五日市 ピッチャー
<後攻め・2020先発オーダー>
①丹場 ショート
②桜田 セカンド
③山田 サード
④吉川 ライト
⑤高橋 レフト
⑥三澤 ファースト
⑦中谷 キャッチャー
⑧野畑 ピッチャー
⑨藍葉 センター
<発行人より>
2020日本ハムジュニア投手陣の軸となるのは長身・野畑、右横の佐藤に加え右の菅原歩夢(東ハリケーン出身)、左の吉川慎之助(東16丁目フリッパーズ出身)と続く。
第1戦の3番手に登板した吉川は右打者のインコースにもキレの良いストレートを投げ込みストライクゾーンいっぱいを使った投球でしっかりとアピールして魅せた。
先輩の2019日本ハムジュニアでは第1戦先発の西村颯汰投手(旭川北稜球団・中学1年)が素晴らしい投球。
とにかく速かった。
圧巻の投球に来春からの活躍に期待してしまう。
また藤根龍之介捕手(函館ボーイズ・中学1年)のフットワークの良さと強肩ぶりもひと際目立っていた。
協力:北海道日本ハムファイターズ