全国見据える、星置レッドソックス

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)
今年7月に九州は福岡県で行われる筑後川旗西日本学童軟式野球大会に北海道代表として出場する星置レッドソックス(札幌市手稲区)が、全国大会や札幌市内で行われる主要大会に向け冬季練習に励んでいる。

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)
▽星置レッドソックス
現団員数:合計26名
(5年生:6名 4年生:4名 3年生:7名 2年生:4名 1年生:5名)
昨シーズンは6年生が1名のみで、その唯一の6年生が卒団したものの、ほとんどの選手がそのまま残って戦えるのが強み。
その経験を活かして、昨秋は手稲区の新人戦予選の2大会とも優勝。
最大目標にしていた高野山旗全国学童軟式野球大会の予選は決勝戦で東16丁目フリッパーズに3-7で敗れたものの、それにより7月末から行われる筑後川旗西日本学童軟式野球大会の北海道代表として進出することが決まっている。
現在はその筑後川旗へ向けての取り組みはもちろん、4月24日から始まる手稲区春季大会(ホクレン旗予選)・GWの札幌選抜大会へ向けて、室内での練習や練習試合を入れながらチーム力の強化を図っている。

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)
〇渡辺 敦監督(44)の話
コロナにより学校体育館や公共施設などの利用が制限されていることもあり、例年に比べて十分な練習ができていない点もあるが、上級生は昨年のレギュラー戦での苦しい経験を経て、非常に前向きに取り組んでおり、明るいチームになりつつある。
1月一杯までは基本的な反復練習やケガをしないための体づくり・パフォーマンスを向上させるための身体操作トレーニング中心の練習が多かったが、徐々に比重を実践的な取り組みにシフトチェンジしていく。
2~3月の間に数試合室内での練習試合を行って、3月下旬より例年通り苫小牧方面での屋外練習や練習試合をしながら4月末の大会に向けてレベルアップを図っていく予定。
今年も手稲区春季大会が最初の大会となりますが、そう簡単に勝てるものでないのは百も承知。
ライバルチームの熱心な取り組み・成長も聞いている。
まずはそこで何とか頑張って、GWの札幌選抜大会でどのくらい戦えるかを楽しみにしています。

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)

月形合宿より=(写真・星置レッドソックス提供)
<最近の取り組み>
〇石山アトムズさんと合同合宿(1/23(土)~24(日))
月形多目的アリーナにて石山アトムズさんと合同で合宿を行いました。
札幌選抜大会の南区第一代表で出場する石山Aさんとの合宿で、刺激を受けながら久しぶりの土の感触や実戦形式の練習なども行い、有意義なものとなりました。
お互い本大会の舞台で対戦できるようにとエールを送り合いました。
〇ツインキャップで対外試合
・1/30(土) 農試公園ツインキャップにて練習試合
今夏に開催予定の「野球のまち阿南少年野球全国大会」に北海道代表として出場される札幌オールブラックスさんよりお誘いを受け、練習試合を行いました。
また、東区代表として札幌選抜大会にも出場される鉄東すずかけファイターズさんとも対戦させていただきました。
久しぶりの試合で色々な感覚が鈍っているところが浮き彫りになりました。
各自でそれをしっかり見つめなおし、日頃の室内練習で活かしていければ非常に有効なものになります。
また、試合をするのはやはり子ども達にとってはとても楽しいもので、その感覚を思い出して、また前向きに練習に取り組むのは非常に大切なことだと思います。
現に翌日の練習では一層明るく前向きに声を掛け合う様子が感じられました。

農試公園ツインキャップより=(写真・星置レッドソックス提供)

農試公園ツインキャップより=(写真・星置レッドソックス提供)

農試公園ツインキャップより=(写真・星置レッドソックス提供)
<楽しみな選手たち>
現5・4年生で10名おりますが、内3名は昨シーズンの夏から最近にかけて転校などで新たに入団してきた選手で、経験がどうしても不足している分、少なくても現3年生までは全員に出場のチャンスがあります。
今年のレギュラー戦では投手の浅水梨来(5年星置東小)を中心に、守りの堅い接戦に強いチームのイメージですが、新人戦以降は力強い攻撃力を有した今までの星置レッドソックスにはないチームカラーで戦っていく予感があり、今からとても楽しみです。
2年続けての主将となる三澤陽太(手稲北小5年)や主砲の小松陽太(星置東小5年)、俊足巧打の須藤源太(星置東小4年)などの経験豊富なメンバーが中心にはなりますが、大切なのはそれ以外の上級生の一生懸命のプレーや声、経験による成長がチームを支えます。
監督としてはそこに常に刺激を入れながら、何とか食らいついて上のステージに進んでくれることが一番の願いです。
奮起と努力と成長を期待し、その手助けができるように協力したいと思います。

農試公園ツインキャップより=(写真・星置レッドソックス提供)
<今後の予定>
〇2~3月中旬にて練習試合数試合実施。
〇3月下旬より苫小牧方面にて屋外活動開始
〇4月17~18 釧路にて大会参加(予定)
〇4/24 手稲区春季大会(ホクレン旗予選)開幕
〇5/2~4 札幌選抜大会本大会
(※日時未定)7月末~8月初旬 筑後川旗西日本学童軟式野球大会に出場
協力:星置レッドソックス