待ちわびた球春到来 ホクレン旗予選が開幕 白石区
第39回北海道少年軟式野球選手権大会白石区予選が24日開幕。
札幌市白石区の米こめ球場など2球場で1回戦8試合があり、新型コロナウイルス感染症対策を取りながら、各球場で球春を待ちわびた学童球児たちの熱戦が繰り広げられた。
2年ぶりの大会開催もコロナの影響で開会式は行わず、第一試合の前に全選手を代表し、白石リトルファイターズ・古屋瑠音君(6年)の選手宣誓があった「春季大会開催に感謝の気持ちを一丸に勝利を目指します」ととても力強く立派な宣誓で幕を開けた。
白石リトルファイターズ、エルムファイターズ、北都タイガース、大谷地第一ファイターズ、白菊ファイターズ、北白石ワイルドナイン、北郷サラブレッツ、アカシヤファイヤーズの8チームが2回戦に進んだ!
同大会は今年から1人の投手による投球制限として一日70球までと定め、試合時間も1時間10分を超えて次のイニングに行かないようルール改正した。
決勝は29日を予定。
優勝、準優勝、3位チームは6月12日からつどーむなどで行われるホクレン旗石狩支部予選へ。
また優勝、準優勝チームに加え4位チームは札幌市内大会の太陽旗(6月26日~)への出場権も与えららえる。
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白石リトルファイターズ、好発進で2回戦進出!
選手宣誓を務めた白石リトル主将の古屋君が2打数2安打2打点に加え、白石ジュニアフェニックスの二塁進塁を阻止する捕殺を見せるなど攻守の活躍もありチームを勝利へと導いた。
また四回完投した佐々木優人投手(6年)が、小柄ながらキレの良いストレートを武器に打たせて取るピッチングがあった。
試合後、菅野宏幸コーチ(43)は「コロナの影響で平日は週に1回程度の練習で立ち上がり不安はありましたが、選手たちはのびのび野球をしてくれた。まずは4強目指したい」と笑顔をみせた。
〇古屋 瑠音 6年
小学3年生から野球を始めチームでは4番・捕手として活躍。
昨年は2020日本ハムジュニアの桜田彪真投手のボールも受けていた。
憧れのプロ野球野球選手は福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手。
どんな球にもフルスイングでミートできるところに憧れるという。
右投げ、右打ち
149センチ、43キロ
家族は両親と弟と妹の5人。
協力:白石区少年野球連盟