東16丁目・3年連続V!準V屯田ベアーズ

優勝旗を手にする東16丁目ナイン
高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球大会(マクドナルド・トーナメント)札幌支部予選(札幌軟式野球連盟/主催)は20日、東区の美香保B球場で決勝を行い、東16丁目フリッパーズが屯田ベアーズを四回コールドゲームの10-1で下し、3年連続優勝に輝き南北海道大会8度目出場を掴んだ。(※1992年大会は南北分断せず全道大会として開催を含む)
同チームの南北海道大会成績は2009に加え、2015年から続き、2018年の予選免除を除く5年間で過去5度挑戦し、いずれも決勝では負けなしの10割の勝率で、今年も射程圏に入った。
笹谷武志監督(41)は「試合慣れが無いのが一番の不安要素だったが、今までの経験を生かして良く戦ってくれた。南北海道大会では色々とプレッシャーはありますが頑張りたい」と全道に向けた意気込みも語ってくれた。

優勝の東16丁目フリッパーズナイン
◆決 勝
東16丁目フリッパーズ10-1屯田ベアーズ
東16丁目フリッパーズ
0208=10
0001=1
屯田ベアーズ
(四回コールドゲーム)
(東)佐藤、八村-木村
(屯)本山聖、八重樫、林-本山悠
▽三塁打:門野(東)
▽二塁打:門野、濱(東)
東16丁目、集中打で圧倒
0-0で迎えた二回、先頭の4番・矢野 秀(6年)がレフト前、続く5番・門野里輝(6年)も左中間を破る二塁打と続き無死二、三塁のチャンスを作った。
ここで6番・相馬 翼(6年)の内安で1点を奪うと、7番・濱 翔太(6年)の内ゴロの間、三走・門野も生還し、この回2点を奪い先制した。
結果これが決勝点となった。
四回には打者12人で長単6安打などで一挙8点を奪い試合を決定付けた。
投げては先発の左腕・佐藤琉以(6年)、大型右腕の八村莉玖(6年)の継投で強打の屯田打線を四回3安打1失点に抑える内容で付け入る隙を与えなかった。
先発の佐藤琉以投手(6年)は「今日は中速球でコントロール良くコースに投げることができた。全道でもピッチング・バッティングともにチームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込んだ。
小保内愛貴主将(6年)は「南北海道でもみんなで協力して戦い、優勝できるよう頑張ります」と力を込めた。

佐藤琉以投手(東16丁目フリッパーズ)

八村投手(東16丁目)

ライト線を破る三塁打を放った門野(東16丁目)
<発行人>
昨年、2017年チームに匹敵すると言われた2020チームが新型コロナの影響で全国大会が中止となり、涙をのんだ。
常勝ゆえに比較されることも多いが、今年も無類の強さは健在。
コロナ禍で活動が難しい中、選手たちは活き活きとグラウンドを駆け回っていた。
攻撃陣は体格も良くパワーある選手が際立つ。
この日、2本の長打を放った門野を始め打球が速い。
投手陣ではエース左腕・佐藤琉が、コントロール良くゲームを組み立て走者を置いても動じず冷静なピッチングが光った。
完成度が高く2015年全国ベスト8の佐藤寛太投手(クラーク記念国際・3年)と重なる
2番手で登板した八村はタイプが違い、長身から繰り出すパワーピッチングが大きな武器だ。
今後、益々夏場に向けて磨きを重ね速く、重たいボールへと進化するだろう。
またこの日の登板は無かったが、他にも小保内、門野、木村将也(6年)、北井瑛大(6年)らも控える。
豊富な投手陣が南北海道大会・優勝へと導いてみせる。
屯田ベアーズ、決勝で涙
大量10点を追う屯田は四回、代わったばかり八村から先頭の2番・渡辺知晃(6年)が、センター前。
続く本山悠人(6年)もレフト前と連続安打。
さらにバッテリーミスに乗じて無死二、三塁とチャンスを広げた。
ここで4番・八重樫悠人(6年)の内ゴロの間、三走・渡辺が生還し1点。
しかし反撃もここまで後続が倒れ四回コールドゲームで涙した。
小林 太監督(51)は「先発・本山聖の球数が多すぎた、なんとか4~5点くらいに抑えてくれれば」と悔しがった。
「今後は2人目以降のピッチャーを育てていかなければ」と振り返った。

本山聖人投手(屯田ベアーズ)

2安打と気をはいた渡辺(屯田ベアーズ)

準優勝の屯田ベアーズ
<発行人>
先発本山聖人(6年)は初回、3人を3三振に斬って獲る素晴らしい立ち上がりでスタート。
しかし二回はボール球が目立ち始めると3安打3四死球の内容。
粘り強くよく2失点で抑えたと言っていい。
続く三回は三者凡退で切り抜けるもこれまでの球数が響き続く四回の2人目で本山聖の投球は70球を達してしまった。
代わった八重樫悠人(6年)、林 怒樹(5年)と継投するも東16丁目の勢いが再び再燃し、大量8失点してしまった。
現状、屯田の勝ちパターンは双子の弟・本山聖の投球に懸かっていると言って過言ではない。
いつもの投球よりも球数が増えたのも東16丁目打線を警戒するあまり起こった結果。
再び対戦の際は、目に見えない東16丁目打線のプレシャーを払拭した戦いに期待したい。
~先発メンバー~
<東16丁目フリッパーズ>
①木村 キャッチャー
②八村 ライト
③佐藤 ピッチャー
④矢野 サード
⑤門野 ファースト
⑥相馬 ショート
⑦濱 レフト
⑧押切 セカンド
⑨内海 センター
<屯田ベアーズ>
①本山聖 ピッチャー
②渡辺 ショート
③本山悠 キャッチャー
④八重樫 サード
⑤内田 ファースト
⑥澤内 センター
⑦岩井 ライト
⑧佐藤 レフト
⑨林 セカンド
~東16丁目フリッパーズ・マック振り返る~
▽1992年
北海道大会 記録なし
全国(水戸開催)=3回戦進出
初代監督:藤本和行(71)※現6年生の押切恭介君が孫にあたり現在はチームの応援に専念。
▽2009年
南北海道大会 準決勝ではスタルヒン杯・優勝の野幌ファイターズを4-0で破っての決勝進出。
決勝は三笠スピリッツ(南空知支部)と対戦し、武内、橋本の踏ん張りもあり10-3の五回コールドゲームで勝利した。
当時の主将・伊藤拓海さん(24)は現在、コーチとしてチームを支える。
◇決勝(室蘭市中島球場)
三笠スピリッツ(南空知支部)
00111=3
22051=10
東16丁目フリッパーズ(札幌支部)
(三)中島-市川
(東)武内、橋本-伊藤拓
全国(東京開催)=準々決勝進出(ベスト8)
▽2015年
南北海道大会 決勝で北檜山ラウドネス(函館支部)と対戦し、3-0で勝利した。
当時、左腕エースとして活躍した佐藤寛太(18)は現在、クラーク記念国際高・3年として夏の甲子園を目指す。
◇決勝(苫小牧市緑ヶ丘球場)
北檜山ラウドネス(函館支部)
0000000=0
100101×=3
東16丁目フリッパーズ(札幌支部)
(北)吉野-小山
(東)佐藤寛-古舘
▽二塁打:森(東)
全国(東京開催)=準々決勝進出(ベスト8)
◇準々決勝(大田スタジアム)
東松山野球スポーツ少年団(埼玉県)
00010004=5
00000013=4
東16丁目フリッパーズ(南北海道)
(八回特別ルール)
(松)吉田-江原
(東)佐藤寛-古舘
▽三塁打:吉田(松)
▽二塁打:疋田2(東)
▽2016年
南北海道大会 決勝は滝川少年野球俱楽部(北空知支部)と対戦し、2-1で勝利した。
当時、バッテリーとしてチームけん引した左腕エースの山中麟翔(17)はクラーク記念国際高・2年、疋田悠真捕手(17)は札幌第一高・2年で甲子園を目指す!
◇決勝(伊達市・ほくでん伊達スポーツ公園球場)
東16丁目フリッパーズ(札幌支部)
0100001=2
1000000=1
滝川少年野球倶楽部(北空知支部)
(東)疋田、山中-村上、疋田
(滝)斉藤-村井
全国(東京開催)=準決勝進出(ベスト4)
◇準決勝(大田スタジアム)
長曾根ストロングス(前年度優勝・大阪府)
0001000=1
0000000=0
東16丁目フリッパーズ(南北海道)
(長)斉藤-浜口
(東)山中-疋田
▽二塁打:疋田(東)
▽2017年
南北海道大会 決勝は滝川少年野球俱楽部(北空知支部)と対戦し、7-0の五回コールドゲームで勝利した。
当時、バッテリーとしてチームをけん引した左腕・長内陽大は北海高・1年、同じく左腕・斉藤隼人は札幌日大高・1年、佐々木涼斗捕手は札幌大谷・1年で甲子園を目指す!
◇決勝(室蘭市中島球場)
滝川少年野球俱楽部(北空知)
00000=0
4210x=7
東16丁目フリッパーズ(札幌)
(五回コールドゲーム)
(滝)小笠原、谷本-小松
(東)長内-佐々木涼
▽二塁打:福岡、長内(東)
全国(東京開催)=全国優勝
◇決勝(大田スタジアム)
東16丁目フリッパーズ(南北海道)
0000305=8
0110104=7
北ナニワハヤテタイガース(兵庫県)
(東)斉藤-佐々木涼
(北)寺田-倉内
▽二塁打:福岡(2回)(東)
▽2018年
南北海道大会=予選免除
当時、バッテリーとしてチームをけん引した右腕・佐々木颯大、高橋七翔捕手は札幌新琴似シニア・3年で今夏の日本選手権大会を目指している。
全国(東京開催)=2回戦進出
優勝した多賀野球クラブに2回戦で涙した。
◇2回戦(明治神宮球場)
東16丁目フリッパーズ
3000000=3
0020101=4
多賀少年野球クラブ
(東)佐々木颯-高橋七
(多)木戸、松井(2回)、木戸(3回)-石田
▽二塁打:高橋七(東)、高田、石田(多)
▽2019年
南北海道大会 決勝は静内ホワイト☆スターズ(日高支部)と対戦し、10-0で勝利。
当時、バッテリーとしてチームをけん引した右腕・平井麗朱は高知県の名門・明徳義塾中・2年は全日本少年や中体連を、中田壮謙捕手は札幌新琴似シニア・2年で今夏の日本選手権大会を目指している。
東16丁目フリッパーズ(札幌)
0000514=10
0000100=0
静内ホワイト☆スターズ(日高)
(東)平井-中田
(静)樋渡-中村
▽三塁打:吉村(東)
▽二塁打:小松(東)、中村、古沢(静)
全国=準々決勝進出(ベスト8)
◇準々決勝(明治神宮球場)
東16丁目フリッパーズ(南北海道)
1000010=2
000300x=3
豊上ジュニアーズ(千葉県)
(東)中田 壮謙 、種田 奨大(6回)-半田 悠、中田 壮謙(6回)
(豊)金子 昂永 、酒井 一玖(7回)-森岡 大和
▽二塁打:吉村、中田(東)
▽2020年
南北海道大会 決勝は七小(函館支部)と対戦し、15-0の五回コールドゲームで勝利した。
当時、バッテリーとしてチームをけん引した左腕・吉川慎之助は札幌新琴似シニア・1年、右腕・吉村 斗は神戸中央シニア・1年、藍葉吏良は札幌真駒内シニア・1年で今夏の日本選手権大会を目指している。
◇決勝(苫小牧市)
東16丁目フリッパーズ
50226=15
00000=0
七小野球スポーツ少年団
(五回コールドゲーム)
(東)吉川、吉村-吉村、藍葉
(七)長島、岡川-結城
▽本塁打:丹場、藍葉、寺町2、佐々木2(東)
▽三塁打:吉村(東)
▽二塁打:丹場、吉川、刈谷(東)
全国=新型コロナウィルス感染拡大防止の為中止
協力:札幌軟式野球連盟