札幌選抜、出場断念!<EZO BATTLE>

2020札幌選抜チーム=(写真・チーム提供)
苫小牧市で10月下旬開催予定の北海道学童軟式野球都市対抗戦~EZO CITY THE BATTLE2021決勝トーナメントへ出場を目指していた「2021札幌選抜」が、コロナの影響を受け今年度の出場を断念した。
例年、8月下旬にセレクションを開催し、参加者によっては2次セレクションを重ね最終18人を選抜していた同チームだが、8月27~9月12日までの緊急事態宣言が大きく影響を及ぼし、加えて同月30日までの期間延長がダメ押しとなった。
仮に出場に踏み切った場合、約1ケ月でセレクションによるメンバーを決め、ユニフォーム採寸等を考えると物理的に無理と判断し、苦渋の決断に至った。
同チームは2017に初出場し初優勝、19、20年と2年連続準優勝と好成績を挙げるなど同大会の顔となっていた。
4年ぶり2度目の優勝を目指していただけに2021年は戦わずして悔し涙となった。
◇札幌選抜・渡辺 敦監督の話
このような結論に至ったことに対し残念でならない。
今年度は有望な選手も多かっただけに、さらに成長、飛躍の場になるであろう舞台を用意できず誠の申し訳ない。
限られた時間の中で、出場への模索を試みたが9月30日までの期間延長がダメ押しとなってしまった。
6年生に対しては、すでに選考が始まっているファイターズジュニアを始め自チームの残りの大会での活躍を強く願うとともに中学野球での活躍を祈念致します。
これに伴い、OB戦も開催できないことで2020札幌選抜チームのみんなと再会できないことも残念でならない。
すでに秋の高校野球が始まっておりますが、初出場した2017札幌選抜メンバーが現在、高校1年生ながら各校でベンチ入りを果たし活躍してなど活躍している。
2021の選手たちにもどうか、その先に映る自らの活躍を信じ今できることを一生懸命取り組んでほしいです。
<発行人>
コロナ禍にあって大会減少。
札幌市内6年生にとっては「札幌選抜」に選ばれることを数少ない目標の一つ挙げていた選手も多かっただけに残念でならない。
しかし下ばかり見ていても仕方がない!
偉大な選手は見せ場で結果を残すもの。
舞台に上がる準備期間が長くなっただけ、強く逞しく前に進んでほしい。

2020札幌選抜チーム=(写真・チーム提供)