来季はリベンジ年、KRファイターズの前田君

痛みが完全になくなった前田君。フォームを確認する顔に明るさ
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者は喜茂別・留寿都合同チーム、KRファイターズの前田興玖君(喜茂別小4年)。
6月末、体育の授業中に腰に異変が生じて動けなくなった。
チームの監督の助言で「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診察を受けることにした。
結果は腰椎分離症と診断された。
リハビリ治療は順調に進み今は痛みは完全になくなった。
あとは「1日も早いチーム復帰」を願い頑張っている。

KRファイターズの前田興玖君
▽前田 興玖(こうき、喜茂別小4年=136センチ、42キロ、三塁手)喜茂別ファイターズ-KRファイターズ
野球は小学1年から始めたがこれまで大きなけがはなかった。
それだけに「腰が動かない」ことに驚きと不安が走った。
「このまま歩けなくなるのではないか」と頭をよぎった。
幸い症状も軽くリハビリ治療も順調に進んで通院3か月で痛みは全くなくなった。
「リハビリの先生からボールの取り方、投げ方などを教えてもらい、それから痛みはなくなりました」。
完全復帰にめどが立ち、今は週1のリハビリ治療に励んでいる。
野球は「打つ、走る、捕る」の三つがあり、「すごく面白いスポーツ」と言う前田君。
チームでは足も速く、守備には自信を持っている。
今はサードの守備がメーンになっているが元々は外野を守っていた。
打順は6番から9番が多く、今年からレギュラーにもなっている。
チームは喜茂別町と留寿都村の合同チームで後志地区の強豪だ。
「違う学校の選手がチームメートになるので友達が増えてうれしい」と言う。
4年生ながら全国大会を2回経験している。
3年生の時は喜茂別ファイターズで「坂本龍馬杯(高知県)」、今年8月にはKRファイターズのメンバーとして富山県開催の「PRIDE JAPAN全国選抜学童軟式野球大会」に9番ライトで出場した。
けが治療のさなかの出場だったので「この大会が一番印象に残っている」と前田君。
けが前の6月には「学童軟式野球大会(マック)」で後志大会で優勝し、全道大会にも出場した。
目標の1番は「けがを治してチームに完全復帰し活躍する」ことと、優勝できなかったビッグ大会への「リベンジ」と言う。
来季へ気合は十分、治療にも力が入っている。
(記者の目・中山武雄)
「友達が増えて楽しい」と話す前田君。
合同チームならでわの良さも知っており、その良さを生かしているところが素晴らしい。
一見シャイだが芯の強さもあり期待が膨らみます。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科ス ポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック