夢でっかく-ポルテ札幌西の寺前君
「たきうち整形外科スポーツクリニック」(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に通院する「院内で見つけたアスリート」の今月の登場者はポルテ札幌西の寺前浩希君(ひろき、12)。
5年生の秋に傷めていた野球ひじ(右)が今年2月のチーム練習中に再び再発、幸い早期治療が功を奏し今はほぼ完全復活と言えるところまで回復した。
外野手としてフォームも改善し小学最後の夏に最高のコンディションで臨める目途も立ち、心を躍らせている。
▽寺前 浩希(札幌新琴似緑小6年=156センチ、52キロ、外野手・内野手)ポルテ札幌西
5年生シーズン終盤の昨年秋に右ひじに違和感を覚え他の病院で診察を受けた結果、「野球ひじ」と分かった。
いったんは良くなり安心していたが今年2月のチーム練習中に再び同じ個所が痛み出した。
即、両親と相談して「たきうち整形外科スポーツクリニック」で診断を受けることにした。
幸い軽い症状だったので2週間に一回の割合で通院、フォーム矯正など治療は順調に進み、今はほぼ完治の状態で次回の治療で最終チェックをして終了する。
「外から投げる悪い癖が治り、スムーズな投球ができるようになりました」と笑顔で話す寺前君。
野球は幼稚園年長の5歳から始めた。
きっかけは近くの公園で遊んでいた時、初めて会った6歳児から誘いを受けポルテに入団した。
両親に相談したとはいえ、5歳とは思えない決断力には驚かされる。その背景には両親の野球好きがあったのかもしれない。
幼いころ(2~3歳)から札幌ドーム観戦に連れて行ったり、おもちゃのプラスチックバットを買い与えたりした。
気に入ったのかプラスチックバットを毎日手にし、振って遊んでいたという(母親談)。
レギュラーで1番。
足も速い方で打率・出塁率は5割以上。
好きなプロ野球選手は北海道日本ハムファイターズの加藤豪将選手とエンゼルスの大谷翔平選手。
加藤選手は大リーグ・マイナーで活躍し今季からファイターズに入団し大活躍しているオールドルーキー。
「大リーグ経験を活かしチームを引っ張っている。塁に出たいという気持ちが伝わってくる。すごい選手」とべたぼれ。
負けず嫌いで、自分の野球に対する思いを重ね合わせているようだ。
打率5割を誇り、バッティングには自信を持っているが公式戦ではまだホームランを打っていない。
「今季こそ実現したい」と毎日、自宅での素振りなどを欠かさない。
チームも学童札幌支部大会で初のブロック(第7)優勝するなど好調に運び、寺前君の気合も一層盛り上がっている。
目標はでっかく、将来はプロ野球選手になり大リーグに行って「大谷選手のようになりたい」ときっぱり言い切る。
頼もしい限りだ。
(記者の目・中山武雄)
5歳で一つ上の知らない男の子に誘われ自ら野球チームに入ることを決め、12歳で将来の方向性をしっかり定めている-なんて素晴らしいことですか。
夢は努力次第で必ず叶います。
大きれば大きいほどいいのです。
札幌都心部で評判の「たきうち整形外科スポーツクリニック」
「たきうち整形外科スポーツクリニック」は札幌都心部(札幌市中央区南1西6、北辰ビル2階)に位置する利便性と、専門性の高い診断、治療を行うスポーツクリニックとして全道的に名が知られている評判の整形外科病院。
瀧内院長は、プロ野球帯同ドクターや高校野球全道大会の担当医師などを務める、スポーツ障害治療の第一人者で活躍している。
また、リハビリ担当の理学療法士らも豊富な知識と経験を持ち、迅速かつ確実な治療で患者の日常生活への早期復帰をサポートしている。
当サイト・ストライクで連載した瀧内院長の「ドクターのフォームチェック」は野球少年・少女ら選手・監督やコーチにも人気となった。
【ドクターのフォームチェック】(バックナンバー)
第1回「金子&高田投手」小樽シニア、岩見沢シニア所属当時
第2回「町田投手」西発寒ホークス所属当時
第3回「立野投手」真栄ボーイズ所属当時
第4回「大関投手」真栄ボーイズ所属当時
第5回「関根匡希」東ハリケーン所属当時
第6回「竹内快維」大栄クーガーズ所属当時
第7回「下重匡史」札幌北シニア所属当時
第8回「渡辺佑汰」札幌中央ビクトリー所属当時
♦問い合わせ♦
「たきうち整形外科スポーツクリニック」への問い合わせはメール、info@takispo.jp、☎011-241-8405へ。携帯電話から受付対応する「シマフクロウ・コール」が便利。
☆受付・診療時間☆
昼の部=午前11時30分~午後3時(水曜日除く)
夜の部=午後4時30分~午後8時(水曜日は夜のみ診療)
休診日=日曜・祝日、第2、4、5土曜日
取材協力:たきうち整形外科スポーツクリニック