深川一已バトルズ初の決勝進出! 緑苑台惜敗

初の決勝進出を果たした深川一已ナイン
共和町営球場で25日、準決勝で深川一已バトルズ(北空知)が、緑苑台ファイターズJr.(石狩)を、五回時間切れの末7-6と打撃戦を制し決勝進出を果たした。
四回、5-6と1点を追う深川一已は3番・遠藤優心(6年)が、四球と敵失で二進。
次打者倒れ5番・菊池蒼空(5年)のセンター前で一、三塁とすると一走・菊池が盗塁を決め二、三塁とチャンスを広げた。
ここで6番・笹岡哲大(5年)が、スクイズが決め、三走・遠藤が生還し同点。
さらに二走・菊池も一機にホームを狙いクロスプレーとなるもセーフ。
最高の場面で2ランスクイズを見事決め深川一已が7-6と逆転で勝利した。
柴田和宏監督(45)は「ここまで来たら神宮目指して3人の6年生ピッチャー遠藤、川音、谷内に頑張ってもらいます。攻撃では少ないチャンスをものにしたい。北空知勢初の南大会頂点を目指します」と力を込めた。
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決勝は26日、9時から深川一已バトルズVS岩見沢学童野球クラブの空知南北対決となった!
北空知は初出場を目指し、南空知は2014年の岩見沢東ブラックベアーズ、2021年の岩見沢南ビクトリーに続き2年ぶりの優勝を目指す!
尚、今大会の優勝チームが東京で8月5日に開幕を迎えるマクドナルドトーナメントへ北海道南代表として出場する。
準優勝チームは和歌山県高野町で7月28日に開幕を迎える高野山旗全国学童大会へ北海道代表として出場することが決まっている。
高円宮賜杯第43回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント南北海道大会
日程:6月24、25、26日
会場:共和町営球場、仁木町ふれあい遊トピア公園野球場
今大会の優勝チームが東京都で8月5日から行われる全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントへ南大会代表として出場する。
準優勝チームは和歌山県高野町で7月28日から行われる高野山旗全国学童軟式野球大会へ北海道代表として出場する。
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◆準決勝(25日、共和町営球場)
深川一已バトルズ(北空知)7-6緑苑台ファイターズjr.(石狩)
緑苑台ファイターズjr.
11310=6
12220=7
深川一已バトルズ
(五回時間切れ)
(緑)佐藤、部田、笠井-部田、佐藤
(深)遠藤、川音、谷内-川音、遠藤
▽二塁打:笠井、藤田、石本(緑)、谷内、川音2、笹岡、藤原(深)

写真左から深川一已バトルズ、緑苑台ファイターズjr.

深川一已バトルズ(北空知)

本塁上でみせたクロスプレー

初の決勝進出を果たした深川一已ナイン
▽先攻

緑苑台ファイターズJr.
▽後攻

深川一已バトルズ
緑苑台、あと一歩で涙
緑苑台ファイターズJr.が深川一已と互角のシーソーゲームを繰り広げるもあと一歩及ばず涙となった。
緑苑台は5-5の同点で迎えた四回、先頭の1番・笠井心雅(6年)のセンター前を足がかりに俊足を生かし二盗、さらには三盗を決め逆転の機運を高めた。
ここで2番・部田香輔(6年)のスクイズが決まり6-5と勝ち越した。
しかしその裏、2点献上。
大会規定により五回が最終回となり1点を追うもあと一歩及ばず涙した。

部田投手(緑苑台)

健闘むなしく準決勝で涙した緑苑台ナイン

緑苑台ファイターズjr.(石狩)
協力:北海道軟式野球連盟