ジャイアンツカップ道予選

札幌新琴似、ジャイアンツカップ出場決める!

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優勝の札幌新琴似リトルシニア




私の甲子園~僕の最後の夏

◆第8回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)北海道地区予選(7月1日、野幌運動公園)

 札幌新琴似リトルシニア(札幌市)が、中学硬式野球の最高峰『ジャイアンツカップ』を、北海道地区代表として3年連続出場を決めた。

リトルシニアからは札幌新琴似リトルシニア、ボーイズリーグからは苫小牧ボーイズ、ポニーリーグからは北斗ポニーベースボールクラブの3団体3チームによる巴戦が江別市の野幌運動公園で1日に行われ、札幌新琴似が2試合で29得点を奪う猛打を振るい2戦2勝で北海道地区の代表権を掴んだ!

生嶋宏冶監督は「全国で今日みたいな試合をしていたら無理でしょう。日本選手権予選・優勝でおなかいっぱいになっている」ともう一度気を引き締めた。

「最終日、東京ドームで戦いたい」と意気込みを語り球場をあとにした。

同チームは8月15日から東京ドームなどで行われる全国大会に挑戦する。

最優秀選手賞には札幌新琴似の小野悠真(3年・東雲ファイターズ出身)が選ばれた。

 

★第一試合

苫小牧ボーイズ6-3北斗ポニーベースボールクラブ

北斗ベースボールクラブ
0003000=3
000420×=6
苫小牧ボーイズ
(北)堺、新谷ー成田颯
(苫)石川、山田-橋場
▽二塁打:細川、春日(苫)

 

★第二試合

札幌新琴似リトルシニア18-5苫小牧ボーイズ

札幌新琴似
035505=18
220100=5
苫小牧
(新)櫻田、小野、渡部-中谷、佐藤
(苫)山田、成田、春日、成田、神-橋場
▽三塁打:渡部、浅野、其田(新)
▽二塁打:其田、渡部、小野(新)、橋場(苫)

 

★第三試合

札幌新琴似リトルシニア11-1北斗ポニーベースボールクラブ

北斗ベースボールクラブ
1000=1
1442=11
札幌新琴似リトルシニア
(四回ゴールドゲーム)
(北)関谷、鈴木-成田
(新)菅原、嶽石-中谷
▽三塁打:櫻田(新)
▽二塁打:浅野、嶽石、櫻田(新)

 




 

<表彰選手>

▽最優秀選手賞

小野 悠真(札幌新琴似リトルシニア)

最優秀選手賞の小野(札幌新琴似)

 

▽優秀選手賞

嶽石 渉太(札幌新琴似リトルシニア)

細川 瑠星(苫小牧ボーイズ)

新谷 祐葵(北斗ポニーベースボールクラブ)

優秀選手賞・写真左から新谷、嶽石、細川

 




 

夢でっかく-ポルテ札幌西の寺前君

初戦の苫小牧ボーイズ戦では4-4の同点で迎えた三回、一死満塁から<注目>9番・渡部瑛太(2年・厚別桜台パワーズ出身)が、走者一掃のライトオーバー3点タイムリーを放つなどこの回一挙5点を奪い逆転した。

さらに四回に5点、六回にも大量5点と苫小牧を圧倒。

投げては櫻田彪真(3年・白石リトルファイターズ出身)、二回途中から好リリーフを見せた小野、六回の1イニングに登板した渡部と継投で乗り切り苫小牧の追撃を許さなかった。

試合序盤にも関わらず2番手で登板し、好投した小野は「試合前から準備していた。特にカーブのコントロールが良く苫小牧を打ち取ることができた。ピッチングは1点取られたので85点。全国は北海道より厳しい。1つ、1つ勝って優勝を目指します!」と全国では一戦必勝を誓った。

 

続く第二試合の北斗BBC戦でも札幌新琴似打線の勢いは止まらず1-1の同点で迎えた二回、安打と四球で掴んだチャンスに1番・櫻田が、センターオーバーとなる2点タイムリー三塁打で勝ち越した。

結果、これが決勝点となった。

さらに5番・嶽石渉太(3年・北都タイガース出身)のレフトオーバーとなる2点タイムリーでこの回一挙4点。

四回にはまたしても1番・櫻田が、左中間を破る2点タイムリーを放ち11-1。

投げては先発の菅原歩夢(3年・東ハリケーン出身)から二回途中より登板した嶽石の好投もあり北斗打線を1点に抑え四回コールドゲームで勝利した。

試合後、嶽石は「立ち上がり力みからか四球を出してしまったが、監督からの激で開き直ることができ自分のピッチングができた。全国でも凄い選手や強いチームばかりだと思うが、新琴似らしくフルスイングで挑みます」と目を輝かせ意気込んだ。

優勝旗を手にする札幌新琴似ナイン

 

〇小野 悠真(おの ゆうま)

札幌新琴似リトルシニア・3年

投手 兼 内野手

右投げ、右打ち

171センチ、66キロ

苫小牧戦で3打数3安打2四球と活躍。

投げては二回途中から登板し、苫小牧に流れが傾きかけていた大事な場面でゲームを作り勝利へと投打で導いた。

第二試合の北斗戦でも3打数1安打と好調ぶりを発揮した。

学童時代は2020日本ハムジュニアにも選ばれるほどの選手だ。

小野投手(札幌新琴似)

 





〇嶽石 渉太(たけいし しょうた)

札幌新琴似リトルシニア・3年

投手 兼 内野手

右投げ、右打ち

170センチ、63キロ

苫小牧戦では三回途中から出場し、3打数2安打の活躍。

北斗戦では1打数1安打1四球2打点。

ピッチングでは三回を無安打1四球の好投を見せるなど投打で勝利に貢献した。

学童時代は2020札幌選抜に選出された。

嶽石投手(札幌新琴似)

 

―ジャイアンツカップ・ヒストリー―

昨年は田村颯丈郎主将(現・山梨学院大附1年)を、擁して中学硬式野球の最高峰で全国3位の活躍は誇らしかった。

道勢は過去2度の準優勝の実績がある。

2015年に小樽リトルシニア、2003年に札幌新琴似リトルシニアだ。

当時の新琴似は、日本選手権大会(全国)への出場するもなんと初戦でコールド負け。

 

屈辱的な敗戦から挑んだジャイアンツカップ。

この開き直りが功を奏し、初戦の関西チャンピオンを1点差で撃破すると札幌新琴似の破竹の勢いが止まらず全国4強まで一気に上り詰めた!

迎えた準決勝ではのちに日本ハムや埼玉西武ライオンズなどで活躍した左腕の吉川光夫投手を擁した福岡ニュースターズボーイズと対戦。

試合は0-0の息詰まる投手戦となった。

札幌新琴似のバッテリーは、中学2年生ながらエース核として活躍した対馬直樹投手(元駒大苫小牧※甲子園出場)、 捕手には田中将大投手(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)とのちにバッテリーを組む小林秀捕手(元駒大苫小牧※甲子園準優勝メンバー)がいた。

0-0で迎えた六回表、二塁に走者を置き小林秀が打席に。

その時、生嶋監督は小林を呼び止め「どうせ打てないんだから目つぶって思いっきり振れ」とアドバイスすると何と小林はセンター前へ勝ち越しタイムリーを放った。

(当時、本当に目を閉じて振ったかは定かではない)

その虎の子の1点を新琴似が守り抜き完封で見事初の決勝進出を果たした。

決勝では緑中央リトルシニア(現・横浜青葉リトルシニア)に敗れるも堂々の全国準優勝と歴史に名を刻んだ。

 




 

苫小牧ボーイズ

初戦の北斗戦では1-3と2点を追う四回、8番・細川瑠星(3年・末広アトムズ出身)が、二死満塁のチャンスにライトオーバーの走者一掃となる3点タイムリー二塁打でこの回4点を奪い逆転した。

五回には5番・春日十輝(3年・北光ファイターズ出身)、6番・石川瑛二朗(3年・沼ノ端スポーツ少年団出身)のタイムリーで2点を奪い主導権を握りそのまま勝利した。

新琴似戦では二回までは4-3とリードするも三回以降、強打の新琴似打線の前に大量失点を許し涙した。

同チームは8月2日、大阪府で開幕を迎える第54回日本少年野球選手権大会へ北海道を代表として出場する。

この悔しさを全国大会で晴らせるよう頑張っていただきたい。

 

 

北斗ポニーベースボールクラブ

苫小牧ボーイズ、札幌新琴似リトルシニア戦と2戦行い何れも先制点を挙げている北斗ポニーBBC。

しかし逆転を許し涙した。

同チームは東京都で21日に開幕を迎える第49回全日本選手権大会へ出場する。

過去に2016(平成28)、2017(平成29)、2018(平成30)年と全国3位の活躍。

2019(令和元)年にもベスト8と力を発揮。

今回の負けは悔しい結果に終わったが、全日本選手権大会では今年もまずは初戦突破を目指します!

 

協力:北海道野球協議会




ストライク発行人 大川

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2024年9月29日より新十津川町を会場に実施された「第26回 U-14北海道大会:北海道中学軟式野球連盟主催」に出場をさせて頂き、チーム創設以来初となる大会優勝をすることができました。


チームは2024年の今年、9年目を迎えており第10期生、11期生の選手たちが歴史を作ってくれました。


大会はトーナメントで全5試合、対戦させて頂いたチームはどこのチームさんも力も雰囲気もあり、1年生中心のチームもありましたが、それを感じさせない緊迫したゲームが続きました。


大会最終日も準決勝から緊張感高まるゲームとなり接戦を勝ち上がれ、決勝戦は誰もが知る札幌の強豪クラブチームとの対戦で、この新チーム最初の大会でも決勝戦で敗れている対戦カードで完全チャレンジャーで挑みました。


序盤から失点する展開で気持ち的にも厳しい部分はありましたが、何とか逆転し、厳しい追い上げ雰囲気にのまれそうになりながら、最後はタイブレークまで戦うこととなり、何とか1点差で勝利することができました。


大会優勝はもちろん、この5試合すべてがチームの経験と中学生の力になるような大会で、いろんな選手が出場し、多くの投手も登板しての結果だっただけに、チームの初優勝を忘れられないかたちで選手たちが作ってくれました。


大会運営の方々、寒い中でジャッジして頂いた審判員の方々、ありがとうございました。
OBや保護者、そしてたくさんの方々に応援して頂き、すばらしい経験をさせて頂きました。


本当にありがとうございました。
これをまた成長のきっかけとし、来季に向けて頑張っていきたいと思っています。



1回戦:池田・浦幌・豊頃中学校さん
13対2

2回戦:KAMIKAWA・士別サムライブレイズユースさん
5対1

準々決勝:南空知ベースボールクラブ・Bさん
5対2

準決勝:上富良野町立上富良野中学校さん
4対3

決勝:TTBC・Aさん
3(3)対(2)3 8回延長タイブレーク


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