星置ブラックタイガースを訪問<学童野球>

取材当日、終始笑顔をみせる星置ブラックタイガース
札幌市手稲区の下手稲公園で2日、学童野球の星置ブラックタイガースをチーム訪問した。
同チームは1990(平成2)年に創部し、今シーズン33年目を迎える。
チームを率いるのは森 圭太監督(45)。
監督として2年目のシーズンを迎える。
「チームの特長は勝利至上主義ではなく、子供が楽しむ、子供たちが主役、子供たちが自主的に練習でも試合でも取り組める環境づくりをサポートしていきたい」と独自の理想を思い描く(森 監督)。
選手は取材当時、6年生8人、5年生3人、4年生4人、3年生1人、2年生以下0人と16人。
今回は森監督のインタビューに加え、石嶋泰大主将や投手陣・打撃陣を紹介させていただきます。
★お問合せご希望の方は
星置ブラックタイガース・森監督(090-8426-5334)
試合過多にならぬよう練習と試合をセット!
「団員が少ないので試合過多にならないよう土日は練習と試合のセットで考えている」と森監督。
平日練習を行わない同チームは土日のみの活動、取材当日は土曜日の午前中にチーム練習を行い、日曜日に試合を行う。
こうした活動パターンで試合過多を防ぐ取り組みをしていた。
但し、「試合は負けてもいいではなく、チーム全員で勝利を目指す」とキッパリ。
「6年生は学童野球の集大成なので一試合でも多く勝利を目指し、5年生以下は来年に向け一生懸命練習して頑張ります」と明確。
根幹には、まず野球の楽しさを感じ、負けた悔しさから子供たちが自主的に練習に向き合い、個々人の成長スピードに違いはあれど課題克服へサポートしたいと思い描く。
試合形式もトーナメント戦よりもリーグ戦が多い。
川沿キラーズが主催する「ゴールデンカップ(約40チーム参加)」、曙ドラゴンファイヤーズ主催の「すずらんリーグ(約20チーム参加)」などをメーンで試合を行っている。
さらに今年から同チームが新たに主催する「ベースボールオリンピック」という大会を紹介する。
プロ野球になぞってセリーグ6チーム、パリーグ6チームがそれぞれリーグ戦を行い1~6位まで順位決めし、来年1月8日につどーむでセパそれぞれの1位同士、2位同士・・・・6位同士が対戦する楽しみな大会も考案中だ。
活動は土日に限り練習場所は下手稲公園や銭函中央公園、手稲北小学校グラウンドなどを使用し、札幌市近郊から団員を集めている。
この日、チーム練習には5人の体験者が参加していたが、5人とも入団を決めたそうだ。
またOBには今夏、甲子園大会を目指す旭川志峯の西田 光(3年・札幌手稲ボーイズ出身)、北照の平山太一(1年・札幌西シニア出身)らがいる。

指導者の話に耳を傾ける星置ブラックナイン

キャッチボールの様子(星置ブラックタイガース)

打撃練習の様子(星置ブラックタイガース)

打撃練習の様子(星置ブラックタイガース)
<主将>
〇石嶋 泰大(いしじま ひろと)
6年・主将
左投げ、左打ち
144センチ、38キロ
現在、チームでは1番・投手 兼 捕手 兼 内外野手として活躍。
持ち味は「足の速さ」。
今年5月に走り方教室で100Mを計測したところ14.14。
Q)憧れのプロ野球選手は?
A)大谷翔平
打てるし、走れるし、ピッチャーでも凄いところに憧れる。
―森 監督から―
センス抜群の選手。
昨年までは泣き虫で、涙を流すことも多かったが今は気持ちも強くなってきている。
投手、捕手、内外野手とどこでもリクエストしたことに応えてくれる器用さも兼ね備えている。
―石嶋主将-
一部の人が頑張るだけじゃなく、みんなで協力して勝ちに行きたい!

石嶋主将(星置ブラックタイガース)
<投手陣>
〇佐々木 颯呈(ささき はやて)
6年 左投げ、左打ち
142センチ、36キロ
持ち味:球は速くないがコントロールで打ち取るタイプ。
〇佐々木 蓮(ささき れん)
6年 右投げ、右打ち
152センチ
持ち味:信頼するキャッチャーのリード通り投げられる。
〇石嶋 泰大(いしじま ひろと)
6年・主将
左投げ、左打ち
144センチ、38キロ
持ち味:スピードボールで打者を打ち取る。

投手陣(写真左から佐々木颯、佐々木蓮、石嶋(星置ブラック))
<攻撃陣>
〇水間 奏汰(みずま かなた)
6年 左投げ、左打ち
153センチ、36キロ
持ち味:粘り強いバッティング。
〇田村 倫久(たむら りく)
6年 右投げ、右打ち
161センチ、63キロ
持ち味:遠くへ飛ばす飛距離。
〇相本 蒼太(そうもと そうた)
6年 右投げ、右打ち
161センチ、70キロ
持ち味:フルスイング

打撃陣(写真左から水間、田村、想本(星置ブラック))
<発行人>
星置ブラックタイガース独自の「野球の楽しさ、素晴らしさ」を、伝える意識が垣間見えた。
伝え方は指導者によって様々であり、学童野球、中学野球、高校野球。
日本一を目指すのか、全道一を目指すのか、地域一番を目指すのか、健やかに野球を楽しむなどポイントをどこに置くかで伝え方も変わる。
熱量によっても表現の仕方が変わる。
指導者側の伝え方、伝わる側の受け止め方が合致した時、大きく飛躍するだろう。
協力:星置ブラックタイガース
―お知らせ―
<チーム訪問>を、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
尚、チーム訪問は有償となります。
【お問合せ先】
発行人・大川祐市(090-1524-0465)
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