祝!道産子!おめでとう!
祝!道産子!おめでとう!
「2012・ドラフト」ウォッチ!
たった今(10月25日PM~)、ドラフト会議の一報が!
白崎浩之利(埼玉栄高~駒沢大学)ベイスターズ1位!
佐藤峻一(北見柏陽高~道都大学)オリックス2位!
大累進(駒大苫小牧高~道都大学)ジャイアンツ2位!
伏見寅威(東海大四高~東海大学)オリックス3位!
鍵谷陽平(北海高~中央大学)ファイターズ3位!
北海道生まれで文字通りの道産子が、これだけ上位指名を受けるのは、もしかしたら100年先にも無い・・・とも思えるほど、この事実は非常に衝撃的だ。
日本ハムの札幌移転、ちょっと前の記憶には駒大苫小牧の全国制覇なども影響してのレベルアップともいえる。
しかし、本質は北海道の小・中・高の指導者の目には見えない、しかも派手ではない日々の指導における情熱が、このような結果をもたらしたと断言できるだろう。
まずは、関係者の皆様に「おめでとうございます」の言葉と共に日々の労をねぎらいたいと思います。
さてさて本題はここからで、広い日本、無数の大学野球部と野球部員がいる中、我が北海道の道都大学から二人の上位指名。
もちろん二人ともプロの門を叩くだろうが、特筆すべきは小・中・高・大学と北海道で過ごしてきたということ。
高校での活躍を見込まれ本州に行くのも当然ながら凄い。
もっと言えば自分なんかが言わずとも当たり前に凄いことだ。
少子化の影響もあるだろう。
だが、ここ最近は甲子園や全道で活躍、それから本州の大学で頑張っている生徒が目立つ。
今も昔も、行けるなら自分もそうしたと思うし、この不況の中、誤解を恐れずに言えば、少しでも「メジャー」な大学に行きたい思うのは人情だと思う。
しかし、道都大学の指名された二人は、道内に残る決心と大学で野球をやりたいという情熱、そして良い指導者のお陰で「ハイレベルな野球」に入り込んだ。
砕いていえば、道都大学・山本監督の引き出しを思いっきりこじ開けたといえる。
この結果は、今現在、そしてこれから未来の道産子野球少年達に大きな大きな夢を与えるだけではなく、後世にも語り継がれるであろう「物語」となった。
佐藤 大(北海道日大高~札幌大)
日高ベースボールスクール/代表