<5年生対象>ストライク交流戦<9.18>

ストライク交流戦(9月18日・石狩市スポーツ広場)
毎年恒例になりつつある「ストライク交流戦」。
今年最後の交流戦は小学5年生を対象に9月18日に行われました。
当日は雨天の関係で捕手のみミニセレクションで選考。
交流戦の大きな目的は他チームの選手との交流、加えて沢山の刺激を感じる!です。
参加者の頑張っている姿も写真に収めました。
ベースボール北海道ストライク主催で行っておりますが多くのボランティアの皆さんのご協力で開催できました。
また開催にあたり不備がありましたことこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
今年もパワーズさんからナガセケンコーボールのご提供をいただきました。
参加者皆様の益々のご成長とご活躍をお祈りしております✨

この日、主将を務めた2人と球審。写真左から井上君、球審、小瀬君

整列する一塁側選手

整列する三塁側選手

試合前の主将握手でカメラ目線✨
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◆交流戦(9月18日、石狩市スポーツ広場)
-5年生対象-
TEAM前川9-5TEAM髙橋
TEAM前川
004050=9
410000=5
TEAM髙橋
(六回時間切れ)
(前)三宅、小瀬(1回)、寺田(4回)、折戸(6回)―中舘、馬道(4回)、石井(6回)
(髙)山川、秋吉(3回)、北清(5回)、伊藤(6回)―大畑、青木(4回)
▽二塁打:馬道2、石井、寺田、山水(前)、伊藤(髙)

一塁側・オーダー表(TEAM髙橋)

三塁側・オーダー表(TEAM前川)

試合前、ベンチ前の一塁側選手たち

試合前、ベンチ前の三塁側選手たち
◆一塁側:髙橋修一監督
総評
【投手・捕手陣】
先発のマウンドに上がった新川ファイヤーバード山川進次郎君の投球が圧巻だった!
上背はないが、右腕から繰り出されるスピードボールは5年生とは思えない投球だった。
ただ、天候に恵まれず3回途中からの雨で制球を乱し降板した所を、今後の課題としてほしい。
また、2番手の丘珠グレートベアーズ秋吉藍斗君も雨の中奮闘しゲームを作ってくれた。
3番手上江別ブルードリームズ北清颯馬君も雨の中制球を乱さず相手強力打線を抑えてくれた。
あまり投手経験がないとのことだったが今後の活躍が楽しみな選手と感じた。
4番手東札幌ジャイアンツ伊藤生優君。
線は細いがオールマイティーで好選手。
今後の活躍が期待される。
捕手で先発出場の手稲山口メッツ大畑碧君のキャッチングや機敏な動きも非常に目立った。
体は小さいがガッツ溢れるプレーは今後の注目選手と感じた。

指導者の話に耳を傾ける一塁側選手
【攻撃陣】
2回までに6点を奪い好スタートだったが3回以降、相手好投手に要所を抑えられ無得点となった。
印象的だったのは5番中の島ファイターズ井上大和君。
シェアなバッティングと走塁センスが目を引いた。
また、余市強い子高杉悠希君はパンチ力抜群で今後の活躍が楽しな好選手であった。
他にも足が速く的確な判断で好走塁が出来る選手などレベルの高さを感じた。
【総評】
雨の中、全選手が全力で楽しくプレーし、真剣勝負をしてくれた。
5年生という事もあり体の小さい選手が多かったが、しっかりと実力を持ち堂々とプレーしていたところが印象に残った。
試合開始時は全選手がおとなしく様子見の感じ。
回を追うごとにチームワークが良くなり、楽しくプレーしていたのが好印象。
中でも花川スワローズの佐賀琉聖君は物おじしないペースメーカーで楽しんでチームを引っ張ってくれた。
おかげで全選手がしっかり交流を持てたと感じています。
選手の皆さん、今季の残り少ない試合を全力で全うし、悔いのないよう楽しんで下さい。
最後に、このような企画を開催してくれたベースボール北海道の大川さん、ボランティアとして球場設営など協力してくれた父母の皆様、遅くまで選手たちの為に付き合ってくれた審判団の
皆様、本当に感謝です。
選手みんなも感謝している事と思います。
選手たちの今後の活躍を期待し注目したいと思います。
エルムファイターズ監督 高橋

山川投手(新川ファイヤーバード)

秋吉投手(丘珠グレートベアーズ)

北清投手(上江別ブルードリームズ)

伊藤投手(東札幌ジャイアンツ)

<5年生>交流戦の様子
◆三塁側:前川監督
総評
~9 月 18 日交流戦を終えて~
【投手陣】
先発の三宅倖斗くん(白菊ファイターズ)は、最初は制球が定まらなかったが、高さやコースを付き何とか最少失点で乗り切り、2番手の小瀬 朔くん(柳町イーグルス)に引き継いだ。
小瀬くんはこの日、投手陣の中で審判団からも一目置かれる右腕投手でした。
伸びのある速球を武器に三振の山を築いてくれました。
来年はさらに全道でも注目選手となると思われます。
今後の活躍が楽しみです。
中継ぎの寺田琥太朗くん(札苗スターズ)は雨の中、ボールの回転が良い重たいボールを武器に抜群の制球力で相手に次々と打ち取って行った。
抑えの折戸冠太くん(手稲山口メッツ)は、恵まれた体格からの奇麗な投球フォームでスピードのあるボールでコースを付きランナーを一人出すも、無失点でピシャっと抑えてくれました。
来年度は札幌を代表する投手となるべく、今後の成長が非常に楽しみな選手でした。

指導者の話に耳を傾ける三塁側選手
【捕手】
今回は3名の捕手陣となったが、雨の中、投手陣へのボールを渡すときの気遣いなど配慮が非常に良かった。
最初の中館圭尚くん(宮の沢オリオンズ)は、左利き捕手として出場。
投手の投球が雨の影響で滑って抜けてしまったボールに対しても反応良く対応し、素早い牽制でランナーの進塁を止めていた。
2番手の馬道偉丸くん(愛宕東スーパースターズ)は、キャッチングが非常に良く、この日の捕手陣の中では一番の強肩でピッチャーを好リードしていた。
またバッティング面でもチーム最初のクリーンヒットを放つなど野球の感性が高い選手でした。
最後のキャッチャーの石井龍貴くん(余市強い子)は、際どいコースのキャッチング、投手リード、走塁牽制とすべて万能で、バッティングではすべてのヒットを外野越えと猛打賞の活躍。
今後、益々の活躍に期待したい選手でした。
【攻撃陣】
打者の中では、今回のチームのムードメーカー的存在となった山水 柊くん(新川ファイヤーバード)が厳しいコースをしっかりとカットしていき、相手投手を苦しめ四球で出塁するとアグレッシブな走塁を武器に次塁を果敢に攻めていたのが目立った。
また、加藤煌大くん(中の島ファイターズ)、上枝俐玖斗くん(余市強い子)、宇佐倫太郎くん(東札幌ジャイアンツ)らは好投手も多い中、しっかりと出塁して結果を残した。
【総評】
序盤は3点を取られるも2番手以降のピッチャー陣が粘りその後、最少失点で抑え、3回
の攻撃では打線が繋がり大量得点を奪うことができた。
打者も2巡目に入ると、リラックスした表情も窺えスピードボールを投げる相手投手からもしっかりとトップを作り対応し、長打を放つなど、ハイレベルな5年生の野球を見せてくれました。
毎回この交流戦では一期一会の出会いと今後の繋がりを持つ事のすばらしさを最も感じております。
どれだけ互いをリスペクトし合いながら試合を楽しめるかを重視して采配をさせて頂きました。
毎回私は交流戦で3つの約束事を選手たちに伝えております。
1 つは、ベンチの中の道具は揃え整理整頓をする。
2 つめは、仲間の苗字ではなく名前を覚える。
3 つめは、ミスした時は必ずオーケー、オーケーの声掛けをする。
今回、終始あいにくの雨が降る中の野球でしたが、チームムードは最初から良く、私が仕掛けはしたものの、ゲーム途中の円陣では今年の夏の高校野球で最も流行った、応援『盛り上
がりが足りない』を元気よくやるなど、終わってみれば笑顔があふれる良いチームで終える事が出来ました。
また、野球は雨の中では試合はあまり行われませんが、試合途中では雨も降ることがあります。
少年野球では雨が降ってくると一気に崩れてしまう傾向が良く見受けられます。
今回は選手たちが雨の影響をどう対応していくかを指導できたことは良かったと思います。
特に投手陣にはなるべくボールを濡らさない投球方法を伝えられたことは大きかったと思います。
屋外スポーツの野球、様々な環境に対応してどんな場面でも自分の力を発揮できるようにこれからも頑張って欲しいと思います。
最後に、このような企画は今後の選手の育成に大いに役立つ素晴らしい企画と思っております。
ベースボール北海道の大川さん、ボランティアとして球場設営など協力してくれた父母の皆様、遅くまで選手たちの為に付き合ってくれた審判団の皆様、本当ありがとうご
ざいました。

三宅投手(白菊ファイターズ)

小瀬投手(柳町イーグルス)

寺田投手(札苗スターズ)

折戸投手(手稲山口メッツ)

<5年生>交流戦の様子
協力:パワーズ